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気がつけばどっぷりおうち大好き人間

パンの笛

通訳・翻訳者リレーブログ

 師走です。時の経つのがあまりにも早く感じられて実感が湧かないものの、心は勝手に一年間の総括モードに入ってしまっています。気がつけば完全な在宅稼業も丸一年と半になりました。今や、通勤で社内翻訳者をやっていた頃が嘘のように、在宅生活にどっぷりハマっています。若い頃、というよりつい最近まではどちらかというと気持ちはいつも外へ外へと向いていて、何かといえば都心に繰り出す(ってこれじゃあ田舎モノ丸出しですが)ことばかり考えていた気がするのですが、段々、都心に出ておもしろおかしく過ごすことよりも、家の中で快適に過ごしたり、地元で楽しみを見つけたりすることに喜びを見出すようになってしまいました。何よりも、仕事のペースを自分で調節した上で、子供のペースにも合わせることができて、自分の趣味の時間も見つけられるというのは願ってもないことです。相変わらず優先順位としては同率一位で仕事と家族のこと、そして大分間が空いて家事、という体たらくですが、こんな私でもさすがに目に付くので以前よりは随分家事もするようになりました。むしろ、目に付きすぎてしまって発作的に片づけを始めたりすることもしばしば…。忙しいときに限って目に付くんですよねぇ、普段気にも留めていない細かい場所が。昨日も急に寝室の散らかり具合が我慢できなくなって、午前中一杯片付けに専念してしまいました。おかげでそのしわ寄せが夜に…。とほほ。自業自得ですね。そうそう、先日などは、近所のミカン狩りを堪能してきました。我が家近辺はやや丘陵地になっていて斜面が多く、ミカンを植えるにはうってつけなのかもしれません。歩いて5分ちょっとの場所に大きなミカン畑があって、年に2回ほどミカン狩りを開催しているのです。昨年初めて近所の友人が教えてくれたこのミカン狩り、宣伝も手書きのポスターが近くにちらほら掲げてある程度で、本当に近所の人でなければ気がつかないほど。でも、このミカンがなんとも野性味溢れる味わいで、サイズも大小さまざまで、やや酸味が強く、本当に美味しいのです。自分で育てたわけではなくても、収穫の喜びというのは楽しいものです。無骨な容姿のミカンちゃんがなんとも愛おしく感じられます。そんなわけで、日々せっせとみかんを食べながらパソコンに向かう日々を繰り返す内に、年末も近づいてくるのですねぇ。あぁ、年賀状も書かなくちゃ!

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記事を書いた人

パンの笛

幼少時に英国に滞在。数年の会社勤めを経て、出産後の仕事復帰を機に翻訳を本格的に学習。現在はフリーランスの在宅翻訳者。お酒好きで人好き、おしゃべり好きの一児の母。

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