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年末はラクレットで〆!

フレッヒ

通訳・翻訳者リレーブログ

 我が家は2年前に築100年を越える古民家を大改装して
住み始めたのだが、引越しの時にこの「ラクレットセット」を 
奥の方にしまい込んでしまい、すっかり出番が少なくなっていた。
チーズ星人なドイツ人相方は、そろそろやりたいな〜と
何度もつぶやいてた・・・。

 今年のクリスマスは、家の中に居る方が外よりも寒かった
古民家を見事に再生して、雰囲気は充分に残しつつ
暖かくて機能的な家と言う
私達の理想の形を実現してくれた
建築家御夫婦、施工を請け負ってくれた会社の専務御夫婦、私達の6人で相方も夢見たラクレットパーティ。

 このラクレット、日本の鉄板焼きの様な要領で、
好きな物を焼き、下にももう一段あって、そこで各々の小皿に
ラクレットチーズを入れ、溶けたタイミングで焼き上がったものに
掛けて食す。このラクレット専用機器は相方が15年以上も使っている
ドイツ製。

 焼くものは、ジャガイモとパンが基本なのだけれど、
家庭それぞれで、我が家ではカレー味に漬け込んだ鳥の笹身肉、
エリンギ、パイナップル、パプリカなど様々な野菜も追加。

 普段あまりチーズは食べないんです・・・と不安がっていた
お客様も、珍しさも手伝ってか、本当に良く食べて下さった。
そして良く冷やしたドライな白ワインが最高に合う。

 このラクレットを食す時は、白ワインか暖かい紅茶と
ヨーロッパでは言われている。
この二つで無いと、チーズが胃壁について、
消化に時間が掛かり、胃がもたれるからだそうだ。

 ラクレットチーズが日本では異様に高いので、
(100g700円〜、一人当たり200gが目安)
我が家でもしょっちゅうは出来ないのだが、やはりクリスマス・
年末とこのラクレットを食べると、一年が終ったな〜と
感じる。相方と一緒に暮らし始めて10年。こんな事を感じる
様になったって事は・・・と先日の血液検査の結果を見ると、
中性脂肪が5年前の2倍になっていた・・・。

 来年はちょっとお料理の趣向も変えて、
そして出張中の食事にも気をつけたい。

 皆様にとって、来年も実り多き年になる事を祈っております。

Written by

記事を書いた人

フレッヒ

高校時代をドイツで過ごし、日本の大学を卒業後、再び渡独。ドイツでの日本企業勤務を経て10年前よりフリーランスドイツ語通訳者として活躍。車関係全般・ジュエリー・スポーツ関係・整形外科分野を得意とする。普段はワイン・焼酎をこよなく愛し、庭で取れたハーブやジャガイモで主人や友人達とBBQしながら休日を過ごすのが大好き。そして大の八重山諸島フリーク。

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