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その如月の望月の頃

仙人

通訳・翻訳者リレーブログ

他の方のを読んでいると、皆さん同じようなことを悩んだりされているなあ、とつくづく思います。そうなんです、当然といえば当然ですが、忙しいときは、なんだかいろいろなところから、あれもこれもと多くの仕事を頼まれ、次にお仕事を頂けなかったら……という恐怖から、ついついオーバーワークになり、暇なときは本当に暇で、ふと、このままで良いのかしらと落ち込んだりする、そういう繰り返しのような気がします。どちらにしても、ま、何とかなるさという、よく言えば楽天的、実は物事を深く考えすぎない性格がいいのかもしれません。いえ、他の方々もそうだというわけではないのですけど。
先週の私はせっせとノルマを果たしつつ、それでも急に「前回やったものの続きなので」とか言われたりすると、うーん、と言いながら引き受けたりして、何だか先週って全日本的に翻訳者足りなかったりしました? コーディネーターさんの必死の形相が目に浮かぶような、お電話が多かったのですが。で、また、ノルマに少し遅れをとってしまったので、今週は巻き返さないと。桜が咲いているらしいけど、本当かなあ。と、いろんな人にメールで訴えていたら、あちこちから、桜咲き始めてますよ、という写メールが来たりして、違—う、私は桜の花の実物が見たいの! でもまあ、読みたい本もいっぱい、見たい映画もいつしかDVDとして売り出され、もちろんFF-XIIもあり、今度暇になったら、楽しみがいっぱいあるわ、と思うようにしよう。
今回、何だか人生を達観したわびしい内容になっているのは、待ちに待っていたオートバイのレースMotoGPの06年シーズンがついに先週末開幕して、その話を書くつもりでいたのに、大好きなヴァレンティーノ・ロッシ君が最初の周の第一コーナーで、日本人ライダーでいちばん好きな中野真矢選手が原因(?私は違うと思うんだけど)と思われる事故で押し出され、転倒。それでも立ち上がって、完走してポイントゲットしたのはさすがなのですが、ちょっと詳しく書く気分にもならなくなった、という事情があるからでした。ロッシ君の話は次に優勝するはずだから、そのときにしよう。

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記事を書いた人

仙人

大学在学中に通訳者としての活動を開始。卒業後は、外資系消費財メーカーのマーケティング分野でキャリアアップ。その後、外資系企業のトップまでキャリアを極めた後、現在は、フリーランス翻訳者として活躍中。趣味は、「筋肉を大きくすることと読書」

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