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シンガポールの味

通訳・翻訳者リレーブログ

先日出張でシンガポールに行った時の事。仕事が終わった次の日、友人と驚くほどに大きなフードコートに行きました。シンガポールといえば、アジア圏の異文化の人々が沢山暮らしているので、食べ物はかなり幅広く、楽しめるわけですが、又その安さも驚き。タイ、インドネシア、インド、中華などなど最低でも30件が、ところ狭しと店を並べています。こんなに沢山の種類の麺屋とご飯屋があっては選ぶのも一苦労です。友人が選んだのは7種類の具の材料を選ぶと、その具を入れた麺をあっさりしたスープベースで調理してくれるというもの。後で分かったのですが、スープ麺ではなく、つけ麺にもできたらしいのです。私のトムヤムクン麺は350円くらいで、友人の中華麺はなんと250円くらいと信じられない安さ。その後、アジアンスイーツの店に直行。
ココナッツやマンゴなどのトロピカル風のものからハスのみ、棗、豆や海草などが入った中華風のものまで約10数種類のものが、冷(カキ氷状態)と温(お汁粉状態)で選べます。見かけと違って、味はかなりヘルシーでさっぱりしてました。アメリカでもBubble Teaっていう大きめのタピオカが入っているジュースがあるのに、どうして日本にはあまりないんでしょうか。アジアンスイーツ系の気軽に入れるお店があったら結構人気が出るのではないかと、いつも思うのですが、なぜかあまり東京では見かけないですね。久し振りに美味しいシンガポールのローカルの味を満喫することができました。
今回は私達以外に、韓国語、タイ語、中国語、インドネシア語の計10名の通訳者がいたので、仕事が終わった後に皆で食事にいったのですが、その時のレストランのメニューの日本語がほとんど全て間違っていて大笑いでした。あまりのおかしさに写真を撮ったつもりが光沢のある紙で、実際に写真に残ったのは表紙のみという残念な結果になりました。ゴールドがコールド、シーフードレストランがシーフートレストフソとなってますが、これはほんの序の口。ほられん草、焼きレバ(そば)などほぼ全てが間違いのメニューでした。ご参考までに写真を載せます。

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記事を書いた人

大学在学中に通訳デビュー。外資系企業勤務を経て、フリーランス通訳者に。会議はもちろん、音楽、舞台、映画などの分野でもひっぱりだこ。クライアントからの指名率も高い。

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