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ようこそ、東京競馬場へ!

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通訳・翻訳者リレーブログ

今月のお題は、ずばり”競馬場”。
わたしがいま、もっとも好きな場所…と言っても過言ではないほど。
出没しているのは、東京競馬場。
豊かな緑に恵まれた、都内とは思えぬような地にあります。
建物が視界に入ってくると、毎週毎度、ワクワクしてきます。

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最寄り駅は、京王線・府中競馬正門前駅。
新宿から30-40分。専用歩道橋で、2階チケット売り場まで、徒歩約2分。

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で、さっそく中へ。
これが正面玄関の景色。

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そうして、こちらがメインの建物。
左がフジビュースタンド。右がメモリアルスタンド。どちらも7階建て。最上階は来賓&馬主エリア。5-6階は指定席エリア。1000円席からあります。
手前には、ビギナーズ用ブース。
競馬のイロハ簡単講座があり。約20分、予約不要&参加費無料(期間限定)。

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その斜め前には、かわいいポニーたちが。ここで乗馬体験できます。
“あたちもさー、ほんとはさー、あっちでさー、走りたいのにさー”。なーんてよーなこと、いつも呟いてます。…ってよーな馬顔、いつもしてます。

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その周辺には、ローズ・ガーデン。

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で、そこにあるこちらが、わたしの愛する「キズナ」の、第80回日本ダービー制覇記念フレーム。

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そうして、これがパドック。
正門から入って右手。次レースの疾走馬が闊歩、その晴れ姿を披露。”そこのヒト、オレに賭けな。損させないゼ”…ってな得意顔、どの子もしながら。中には、”今日は走りたくないんだよナァ”…という感じで、ダラダラやっている子もいたり。
パドックは、スタンドの後方にあるので、そのままスタンドから、馬たちの様子を観察し、レース展開を予想できます。

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最後に、それぞれのジョッキーの御登場。騎乗後また何周かグルグル。そうしたのち、誘導馬を先頭に、いざあちら側のレース・コースへ。

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で、こちらも。賭け馬が決まったら、さっそく場内へ。
入ってすぐのところにある、これが馬券売り場ね。勝利金もここで精算できます。確か。いや、違ったかな? まあ、とにかく。

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で、これが馬券…マークカード。緑、青、赤の3種類あり(↓これは赤)。ビギナーは、全馬券購入可の緑がお勧め。

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フジビュースタンドの中は、こんな感じ。
まるでどこかのホテルみたい。ミニ・ミュージアム~展示スペースもあります。

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で、ここにも! わたくしの愛するキズナ。
しつこくて、すんません ~(;’∀’)

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……と、状況がざっくり分かったところで、さあ…いよいよ……レース・コースへ!!
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まず目に入るのは、巨大スクリーン。
世界最大級のマルチ画面ターフビジョン。高さ11.2m、幅66.4m(2651型)。レースの様子や着順結果など、こちらに映し出されます。

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そうして、これがレース・コース。
ここは左回り。外側が芝、内側がダート(dartではなくdirtの方…ね)。芝コースは、全長最大2139.6メートルだそうな。
パカッ……パカッ……パカッ…パカッ……パカパカ…パカパカ…パカパカ!!
パカパカパカパカパカパカパカパカ!!!
馬たちの軍団が、こちらへ徐々に迫ってくる時の、蹄音は、いつ聞いてもゾクゾクします。

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で、これが「埒(らち)」。
スタートが苦手の馬もいて、そういう子は、地方のトレーニング・センターで、ひたすら埒に入ったり出たり。出来るまでその練習、繰り返すのだとか。

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余談ですが、この埒は移動式。微妙な機械であり、他の競馬場と共有しています。競馬の開催時期は、場所により異なるので。
それから、”埒が明かない”の「埒」は、これからきています。
……ってことは、すべて「高校の元担任その後校長いま京都deガイド&その愉快な競馬仲間~可愛い教え子たち」に教わったこと。彼等とは、先日の”ヴィクトリアマイル”を一緒に観戦。
その日の詳しいことは、この元担任その後校長いま京都deガイド…の行者橋 渡氏のブログ『朝は知恩院でラジオ体操!(の気分)』、5月20日アップ分を: http://asachio.at.webry.info/201405/article_21.html
ちなみにこの子が、ヴィクトリアマイルの優勝馬ヴィルシーナ。馬主はな…な…なーんと、あの大魔神! 内田博幸騎手、おめでとうございます。武豊騎手、先生も賭けていたのに(…確か、そうでしたよね?)。ああ残念。

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で、何の話でしたっけか。
そうそう、馬場内案内……。
これがウィナーズ・サークル。
優勝馬やジョッキーが挨拶し、表彰式が行われる場所。
因みに、こんな感じ。
この子は、先日のエプソンカップを制した「ディサイファ」。

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もちろん、馬券買わなくてもノー・プロブレム。
そんな人には、特に、レース・コース内側がお勧め。家族で楽しめる遊園地や、バラ園などもあり。友達と芝生でピクニック…ってのも素敵。
高校の元担任その後校長いま京都deガイド&その愉快な競馬仲間とも、そんな過ごし方しました。コース内へは、地下連絡通路(数箇所あり)から行けます。
こんな感じ。

★⓴ (1024x665) (800x520) (640x416).jpg遊園地横に棲むこの子は、マスコット馬のターフィーTurfy。

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ここからは、巨大スクリーンの裏側が見えます。
ポップな絵が描かれています。しっかし、近くで見ると、ほんとーにデッカっ!

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で、コース内側から見たレースは、こんな感じ。

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あっ、肝心なこと、言うの忘れていました。
食事処も、とても充実しています。スタンド&周辺&馬場内に、約80店舗。和洋中、ファーストフードから本格的レストランまで多種あり。
それから、馬グッズ記念品に興味ある方は、ターフィーショップへ。
こちらもまた、非常に充実しています。

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ここで、思い出ばなしを少々――
こころに強く残るは、昨年の日本ダービー。
国歌独唱は西田敏行。ゾクゾク鳥肌立ちました。その時に優勝したのが「キズナ」。”武さま豊さま神さまコール”が、場内中響き渡って。凄かった~~♪♪
今年のオークス。
プレゼンターは竹野内豊。あまりにも混んでいて、どこにいるのかすら分からず。ずっとスクリーン眺めていました。
そうして、今年の日本ダービー。
プレゼンターはTOKIO、国歌独唱は長瀬くん。それだけで、現場の状況が想像できるでしょう。はい、スクリーンすら、まともに観えませんでした~_~;
同日、あまりの蒸し暑さに、命の危険を感じ。で、”屋根のあるスタンドでちゃんと座って観戦しよう”。そう決めて、スタンドを登ったり降りたり。うろうろ、うろうろ。
でも、どこも空いておらず。”あそこなら”…と思い駆け寄るも、よく見ると、敷物やらハンカチやらで、誰かに既にマーキングされていたり。
あああぁぁぁ~~。
諦めつつも、後列に座っていた、ご夫婦とおぼしき中年カップルに、話し掛けてみた。すると、場所取り、な…な…なーんと! 前夜から正門前に並び、当日の朝、開門と同時に、スタジアム目がけ、みんな一斉ダッシュするのだとっ! それでこのお二方、馬がアリん子くらいにしか観えない、後列…ですからね。
苦笑いしながら、でも楽しそうに、そんなこと話す彼等を見て、”あっ、では、ここは、わたしのような<当日のんびり来ました派>は、立ち入っちゃいけない聖域なのだなあ”…と。いきなりちっちゃくなりながら、そこから立ち去ったのでした。
ちなみに今年の日本ダービー、来場客は13万人強…だったとか。ひえええぇぇぇ~~っ!!
ここでひとつ教訓: 日本ダービー、場所取りはお早めに。
その日本ダービー、全レース終了後。
御満悦感胸いっぱいに、”芝生の匂いって、いいなあ~”…なーんてボーッと思いながら。芝生の上、ついつい、うたた寝してしまい。
気づいたら周囲は薄暗く、人もまばら。静けさの中、コース湿らすスプリンクラーの音だけが、柔らかに、響き渡っていたのであった。
シューシュー・シューシュー、シューシュー・シューシュー。
それはそれで、とても素敵な夕暮れ時。

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あっ。申し遅れましたが、これがチケットね。
特別なG1レースの日には、こんな素敵な保存版、貰えちゃいます。

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…と……入場料、わずか200円。
そーよ。それだけで、こんな楽しい愉快な場所に、1日中いられるのです。この御時世、なーんてラブリーなこと!

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この東京競馬場のレース、今季は残りあと数回。みなさんもぜひ一度、ウマ体験を!

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記事を書いた人

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高校までをカナダと南米で過ごす。現在は、言葉を使いながら音楽や芸術家の魅力を世に広める作業に従事。好物:旅、瞑想、東野圭吾、Jデップ、メインクーン、チェリー・パイ+バニラ・アイス。

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