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ビジネスは文学

工藤浩美

工藤浩美の東へ西へ

ある雑誌に「国文科出身で活躍している人」ということでインタビューを受けました。

記者の方によると、最近の大学生に国文科は就職が難しいということもあり、人気がないようです。それを聞いてすごくショックでした。確かに理工学部などが就職率は高いそうですが、本当に文学が好きで研究したいのであれば、国文学を選んで欲しいと思います。

私は「ビジネスは文学」だと思っています。これだけインターネットが普及している時代では、ビジネス上で文章の力はとても大きいと思います。言葉に携わる仕事をしているので、なおさらそう考えるのかも知れません。

言葉は人の心に訴求することのできる非常に強いツールです。ビジネスでは誰のために何ができる、というこを伝えるのが大事だし、つまりそれは表現するということです。

そういう意味で「ビジネスは文学」だと思うのです。テンナインのホームページの文章は自分でよく考えます。文章を書くというのが好きだということが、今まで仕事をしていて、とても役に立つんです。。

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記事を書いた人

工藤浩美

白百合女子大学国文科卒業後、総合商社勤務。
その後通訳・翻訳エージェントに2社、合計11年間勤務。通訳コーディネーターとしてこれまでに数百件の通訳現場のサポートを行なう。 2001年7月に株式会社テンナイン・コミュニケーションを設立。趣味はシナリオ執筆。

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