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寄り添える人

工藤浩美

工藤浩美の東へ西へ

週末大好きな仲間たちが企画して、パーティを開いてくれました。「パンチのある糖質制限メニュー」という私の注文に、お料理上手の友達がフルコース料理を作ってくれました。彼女の作る料理は身体にとても優しくて、その上思いつかないような食材同士の組み合わせで(マンゴーとパクチーのソースとか、チポトレソースも手作りしたり)食べる度にワクワクします。

思い返してみると、仕事中心というか、仕事しかしていなかった30代、40代でした。ただ40代後半でランニングを始めた事がきっかけで、ラン友の輪ができて、そこからお食事会や、友達主催のお料理教室や旅行イベントにも参加して、人の輪が広がりました。

人生は順風満帆な時ばかりではありません。病に伏す時もあるし、何をやってもうまくいかない時もあります。天にまっすぐ伸びる竹のように、人生にはいろんな節目があって、その度に私たちは何かを決めて前に進みます。誰もがきっとすぐに決断できる訳じゃなくて、これでいいのだろうか?将来どうなるの?何もしないのと今動くのと、どっちが正解?といった、不安な気持ちを抱えながら一歩、一歩前に進みます。

コンサバな人からすれば理解できない決断もあるかも知れません。そういう時もただ寄り添ってくれる仲間の存在があり、自分は1人じゃない、沢山の友達に囲まれて今の毎日があるんだと、普段はあまり意識していない事をひしひしと感じます。そして私も仲間が人生の節目を迎える時、何か大きな決断をした時に、できる限り寄り添える、そして背中を押して応援できる人でありたいと、強く思った夜でした。

 

 

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記事を書いた人

工藤浩美

白百合女子大学国文科卒業後、総合商社勤務。
その後通訳・翻訳エージェントに2社、合計11年間勤務。通訳コーディネーターとしてこれまでに数百件の通訳現場のサポートを行なう。 2001年7月に株式会社テンナイン・コミュニケーションを設立。趣味はシナリオ執筆。

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