BLOG&NEWS

お遍路ラン

工藤浩美

工藤浩美の東へ西へ

仕事も遊びも全力投球がモットーの工藤です。週末お遍路ランという楽しいイベントに参加したので、そのレポートを書きたいと思います。

お遍路人口は年々増えて年間数十万人の人が四国を訪れているようです。調べてみると、お遍路とは、約1200年前に弘法大師(お大師様)が歩いたという四国に88ヶ所ある寺(札所)をお参りすること。「四国八十八ヶ所めぐり」ともいわれます。88ヶ所すべてを巡礼することで煩悩が取り除かれ、ご利益があるといわれています。

前々から一度は行ってみたいなぁと思っていたのですが、仲間がお遍路ランというイベントをやるということで参加してきました。金曜日の夜、高松駅近くの居酒屋に集合。軽く乾杯してその日は近くのビジネスホテルに泊まって、翌朝9時にホテルを出発。

みんなで輪袈裟をプリントしたお揃いのランニングウェアと、バンダナをオリジナルで作り、お遍路のコースを走りました。寺から寺までは5キロぐらい離れています。その区間はみんなで走り、途中うどんやお饅頭を食べながらゆっくり22キロぐらい走りました。お寺は大体山の上にあるので、坂道も多くきつかったです。あるお寺は本堂が入口から500段上がったところにあって、やっとの思いであがりました。私は日曜日に仕事があったので、その日の最終便で東京に戻りました。仲間は引き続き翌日もお遍路巡りをしたそうです。最後は時間がなくなって電車に乗りました。空港までランニングウェアで行って、トイレで着替えるという強行軍でしたが、四国の自然に癒されて、美味しいうどんを堪能でき、とても幸せな週末でした。

Written by

記事を書いた人

工藤浩美

白百合女子大学国文科卒業後、総合商社勤務。
その後通訳・翻訳エージェントに2社、合計11年間勤務。通訳コーディネーターとしてこれまでに数百件の通訳現場のサポートを行なう。 2001年7月に株式会社テンナイン・コミュニケーションを設立。趣味はシナリオ執筆。

END