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点滴

工藤浩美

工藤浩美の東へ西へ

抗がん剤治療中のアンディのために、家で補液点滴をすることにしました。アンディはドックフードを一切食べなくなり、赤身のお肉や鳥のささ身、時々茹で野菜を食べます。できれば体にいいものを食べてほしいのですが、一番大切なのは体重を落とさないようにすること。残された時間は好きなもの、食べれるものを食べてもらおうと思っています。食欲にむらがあり、獣医さんからはは食べない時は点滴に連れてきてくださいと言われています。ただ平日は仕事なので、連れていくことも出来ず、病院は待ち時間も長いのでアンディにもストレスがかかります。そこで往診専門の獣医さんを紹介してもらって、自分で点滴が出来るように指導してもらいました。経済的にもとても助かります。

私は自分の採血でも倒れてしまうぐらい針が苦手なのですが、そんなこと言ってられません。点滴の針は思ったより太いのですが、皮下注射なので痛くないようです。何より補液をやるととても元気になります。毎晩100mlずつ補液しています。

 また点滴の時は針を刺すのでエタノールで消毒する必要があるのですが、薬局を何軒回ってもコロナウイルスの影響で消毒液はすべて売り切れていました。困っていたらいつも行きつけのネイリストの方にエタノールを分けていただきました。人の繋がりは温かいですね。

 

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工藤浩美

白百合女子大学国文科卒業後、総合商社勤務。
その後通訳・翻訳エージェントに2社、合計11年間勤務。通訳コーディネーターとしてこれまでに数百件の通訳現場のサポートを行なう。 2001年7月に株式会社テンナイン・コミュニケーションを設立。趣味はシナリオ執筆。

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