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宿命大殺界

工藤浩美

工藤浩美の東へ西へ

私の周りの経営者は占いが好きな人が多いんです。なんとなくわかる気がします。日々大きなプレッシャーにさらされているし、正解がない中、自分を信じて常に決断の連続です。だからこそ、占いを聞いてみたい気持ちになります。私も占いが好きですが、全面的に信じるというより、「なぜ今こういう状況なのか?」というのが占いを通じて理解できたりするので、それが心の安定に繋がります。

先日2年ぶりにいつも鑑定していただいている方に、四柱推命で鑑定してもらいました。私は50歳から120年に一度巡ってくる宿命大殺界に入っています。120年に一度なので、宿命大殺界が来ない人もいます。大殺界というととても怖いイメージがあるのですが「陽転」することによってありえない成功を収めたり、今まで見たことがないような景色が見えるようになるそうです。つまりうまく波に乗れれば最高の景色が見れるし、波乗りに失敗すれば海の藻屑となる時期だそうです。陽転させるためには最初の5年間の過ごし方が重要で、大きな目標や目的をもって、それに向かって猪突猛進すること。私はその頑張りのおかげで陽転しているらしく仕事のピークも69歳までという鑑定結果でした。

50代に入る前にこの話を聞いていたので、5年間は今までで一番頑張りました。自分の将来に関しても頭を振り絞って考えました。そしていいと思ったことは全部行動しました。だから今はビックウェーブに乗っているそうです。

最後に鑑定士の方が少し言いづらそうに「工藤さんは80歳から89歳の間がとても忙しくなります。大丈夫かしらって思うぐらい忙しいですよ」ということでした。本当に大丈夫か?私?

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記事を書いた人

工藤浩美

白百合女子大学国文科卒業後、総合商社勤務。
その後通訳・翻訳エージェントに2社、合計11年間勤務。通訳コーディネーターとしてこれまでに数百件の通訳現場のサポートを行なう。 2001年7月に株式会社テンナイン・コミュニケーションを設立。趣味はシナリオ執筆。

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