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満天の星空の下で

工藤浩美

工藤浩美の東へ西へ

先週は夏休みをいただき、後半は女性起業家の研修旅行にも参加しました。三密を避けてパワースポットで開催された研修会でしたが、刺激になって勇気をもらい、勉強になったと共に圧倒的な自然にとても癒されました。満天の星空を見上げて、ふと肩から力が抜けたような、何かに包まれたような感覚がありました。知らず知らずのうちに、このコロナ下での会社経営にかなりのプレッシャーを感じていたのかも知れません。なぜか涙が止まりませんでした。

テンナインでは緊急事態宣言の4月、5月は全員在宅勤務にし、緊急事態宣言が開けた6月から全員オフィス勤務に戻しました。会社の業績に全くコロナが関係ないかと言えばウソになります。ただ大変ありがたいことに、今でも沢山の通訳、翻訳、英語教育のお問合せをいただいております。それは本当に感謝の一言に尽きます。

国が緊急事態宣言を出す間は自粛、解除されて経済を回すという期間は、オフィスで勤務というのがその時決めた私の経営方針でした。もちろん再度緊急事態宣言が出たら、すぐに在宅勤務に切り替えるつもりでした。しかし日に日に感染者が増える中、スタッフの不安も手に取るようにわかりました。無言のプレシャーもたくさん感じました(笑)

今回仕事を離れて休息する時間を持ち、これから先、会社をどのように舵取りしていくかじっくり考えました。そこで9月から12月までシフト勤務に切り替えることにしました。一度決めた経営方針を変えるのは、自信も無くすし、大きな葛藤があり、かなりの勇気も必要でした。この決断が正しかったかどうか、この決断が今後の会社に成長をもたらすのか、その反対なのか?それはずっと後になって分かると思います。

ただ今言えることは、私はスタッフ一人一人を信じているということです。

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記事を書いた人

工藤浩美

白百合女子大学国文科卒業後、総合商社勤務。
その後通訳・翻訳エージェントに2社、合計11年間勤務。通訳コーディネーターとしてこれまでに数百件の通訳現場のサポートを行なう。 2001年7月に株式会社テンナイン・コミュニケーションを設立。趣味はシナリオ執筆。

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