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夢を形に!

工藤浩美

工藤浩美の東へ西へ

2021年3月に軽井沢駅より徒歩10分の場所に「カルテットブルーイング」というビールのお店がオープンしました。オーナーの椎名将さん(しいなすすむ)は、ビールの作りを学ぶためにアメリカに留学され、この醸造所を立ち上げました。そして奥様はテンナインでも通訳者として大活躍されている椎名佳代さんです。もともと椎名さんご夫婦は週末を軽井沢で過ごすという二拠点生活をされていたので、お店をオープンするなら軽井沢にしようと決めていらっしゃったそうです。軽井沢はクラフトビールが熱いんです。

社名はクラフトビールの主原料である麦芽、ホップ、酵母、水の4つが、カルテットが調和して美しいハーモニーを奏でるようなビールができるようにという思いが入っているそうです。先日お店を訪れたのですが、ご夫婦の夢とこだわりがぎっしり詰まった素敵なお店でした。私たち夫婦もビールが大好きで、特にIPAが好きなので、スタッフへのお土産も含めて何本か購入させていただきました。

しぼりたてのビールをそのまま缶に詰めてもらい、テイクアウトすることができます。

椎名さんは「ビール好きが高じて、こんな形になりました」と笑っておしゃっていました。一言で夢を形にするといっても、ゼロから1を作り出すことは、そう簡単なことではないと思います。テンナインを立ち上げた頃を思い出しました。大きなエネルギーが必要だし、疲れたなんて言ってられない、次から次に想定外の問題も出てくるし、いろんなことを犠牲にし、後回しにして事業に邁進する訳で、不安もいっぱいあると思います。

でもこの美味しいビールを一杯飲むだけで、家庭の食卓に笑顔が広がる素晴らしい挑戦だと思います。是非軽井沢にお越しの際は、カルテットブルーイングにお立ち寄りください。

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記事を書いた人

工藤浩美

白百合女子大学国文科卒業後、総合商社勤務。
その後通訳・翻訳エージェントに2社、合計11年間勤務。通訳コーディネーターとしてこれまでに数百件の通訳現場のサポートを行なう。 2001年7月に株式会社テンナイン・コミュニケーションを設立。趣味はシナリオ執筆。

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