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たゆたえども沈まず

工藤浩美

工藤浩美の東へ西へ

ずいぶん昔に読んだ本のタイトルだったか文中で見つけて、いまでもずっと心に残っている言葉があります。

たゆたえども沈まず

どんなに大きな波に翻弄させても、決して沈まず、やがて立ち上がる。この年齢になって振り返ってみると、私はそういう人生を歩んできたから、その都度この言葉に勇気をもらっていたような気がします。

たゆたえども沈まず(Fluctuat nec mergitur)――

この言葉は16世紀から存在する、パリ市の紋章にある標語だと知ったのは最近のことです。

PBPレースまで後3週間。私が走るわけでもないのに、この夏のネイルはパリ仕様にしました。(笑)

このレースにちなんで作られたパリプレストというお菓子があります。完走したら食べるのが夢。でもこのお菓子、走った人だけが食べるのを許されるようなカロリーだと思います。

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記事を書いた人

工藤浩美

白百合女子大学国文科卒業後、総合商社勤務。
その後通訳・翻訳エージェントに2社、合計11年間勤務。通訳コーディネーターとしてこれまでに数百件の通訳現場のサポートを行なう。 2001年7月に株式会社テンナイン・コミュニケーションを設立。趣味はシナリオ執筆。

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