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前略、お元気ですか。

ぺこたん

通訳・翻訳者リレーブログ

その後、どうしていますか。

プレゼントしてくれた、サイン入りの『NEON ANGEL』、先日読破しました。そう、中学&高校時代、ひたすら憧れていたロッカー、ザ・ラナウェイズのシェリー・カーリーの自伝。彼女&ジョディ・フォスター主演の映画『FOXES』を、当時棲んでいた南米で、何度も観たこと、もう言ったよね。自宅から歩いて数分の、大きな公園横の映画館で。その周辺の光景と、館内を漂う匂いは、今でも鮮明に覚えています。

彼女、本当にクールでカッコよかった。しばらくの間、学校の私服デイには、彼女の格好を真似していたほど。いえいえ、映画の中のアニーの方を…だけれど。幾ら南米のアメリカンスクールでも、チェリー・ボムなあの御姿は、ちょっと…(^_^;)

とにかく…

その後、南米から無事脱出。
と同時に、受験勉強時代に突入。その合間、息抜きに聴いていた、あるラジオ番組。毎週末、愛してやまないタイプの音楽をかける番組。そこに時々ゲスト出演していた、アメリカ在住の某御方。“アメリカの音楽事情”をレポートするそのハスキー・ヴォイスと、ワクワクするような内容に聞き入り、面倒な受験勉強も、一瞬忘れることができ、その人が登場する回が、いつの間にか楽しみになっていました。

その人が、シェリー・カーリーと大親友だったこと、それを知ったのは、いつの瞬間だったか。まあとにかく、それは数年後の話。聞いて、驚いたの何のって。

…って、その話を今ここでしてしまうと、こんがらがってしまいそうなので、それは、もう少し後にすることにして…。

とにかく…

一年後、大学に無事入学。
で、薔薇色の学園生活を謳歌したとさ……ってことには、まるでならず。変わらず、長髪&レザー&フリンジ&スタッズ&ブーツ。で、あっちのロッカー&こっちのロッカーに憧れ、あっちのライヴ&こっちのライヴへ出没し、ひたすら、そういう音楽に浸る日々を送っていました。

そうして、いよいよパンクしそうになった頃、ふとした縁で、ある音楽雑誌でアルバイトすることに。
で、最初は、翻訳の仕事ばかりだったのが、2年ほど経った頃、いきなり来日インタビュー通訳の話が…。まだ学生の身、それもミュージシャンの通訳など、まるで未経験のこのわたしに…です。嬉しいやら、ありがたいやら、信じられないやら。でも運悪く、その時はちょうど試験か、あるいは何か大事な発表会の直前だったか。詳しいことは、もうすっかり忘れてしまいましたが。でも、とにかく、学生として、やるべきことを優先せねば…と…残念ながら、その通訳の話は、引き受けられず。

その時の相手が、あのジョーン・ジェット。そう、同じくザ・ラナウェイズのメンバー。これまた当時、物凄く憧れていたロッカー。

とにかく…

その後、キャンパス・ライフと無事おさらば。
そうして縁あって、その雑誌社の正式な編集部員に。実は、そこの編集長に誘われて。本当に本当にありがたい話。いくら謝謝しても、し切れないほど。あの縁がなかったら、その後の人生、その後の出逢いや経験することが、まるで違っていたでしょう。そう考えただけで、ゾッとする。だって、この人生とは違う人生など、絶対に考えられないから…。

と言うわけで、雑誌社正社員時代に突入。
その数週間後、当時もっとも…断トツに…物凄く…メチャクチャ好きだったバンドが、コンサートで来日。雑誌でも、インタビューすることが決定。
そうして、そのインタビュアーを仰せつかったのが、なんと、このわたし!
そうして、相手は大好きなそのバンドの中でも、もっとも好きだったギタリスト。
そうして、掲載は翌月号の巻頭大特集。言うまでもなく、表紙込み。
そうして、そうして、同時進行でやるヴォーカル・インタビュー、その担当は、な…な…なーんと、あのラジオのハスキー・ヴォイスの御方!

なぜその頃、彼女は日本に居たのか…って? おっ、鋭いご質問であります!

それが…実は…

そのバンドのアメリカ・オフィスで、当時彼女、仕事をしていたのであります。これまた後で知ったことなのですが。そう、つまり、当時一番好きだったバンドと、憧れていたラジオ・ゲストが、一緒に仕事をしていたのです。

でもなぜ、その彼女が、同じ雑誌のインタビューを…って? これまた、鋭いご質問!

実は…実は…

彼女と編集長(←わたしを誘ってくれた人)とは、以前からの知り合いで、時々一緒に仕事をしていたのです。
…ということ、あれもこれも、すべては後で知ったのですが。

とにかく、しつこく、繰り返しになりますが…
入社直後⇒⇒初インタビュー⇒⇒相手はNO.1大好きな人⇒⇒いきなり表紙込巻頭大特集⇒⇒同行者は憧れのラジオの御方!!

こんなシチュエーションの中、緊張せずして、人生いつ緊張する??

…と言うわけで、とにかく、いよいよ当日——

ハスキー・ヴォイスの御方、会社へいらっしゃる。
ふたり、挨拶を交わす。
一緒に地下鉄に乗り、一緒にインタビュー会場(←新宿高層ビル街の某ホテル)へ向かう。
言うまでもなく、道中ずっと、ガチガチに緊張しっ放しの、このわたし。

でも、物凄く気さく&物凄く気持ちのいい人で(…ってか?)、おまけに年齢がほぼ同じで、そうして何よりも、音楽の好みが物凄く一緒で(…だよね?)、だからすぐに意気投合(…したよね?)。

ねっ?

その後も、あっち&こっちと離れていたけれど、一緒に色々な取材をしたり、別冊を何冊も作ったり。
そうそう、当時はまだ、ファックスの時代。あのトイレット・ペーパーのように、ズルズル繋がっていたファックス用紙、覚えてる? ブツブツ言いながら、ハサミで切りながら、掠れた字(←手書き!)を無理に読みながら。いま思うと、めちゃくちゃアナログ。笑っちゃうよね。
国際電話だって、今よりも高かったし(…それでもしょっちゅう電話していたけれど)、回線がヒドくて、声がうまく聞こえなかったり(…それでも仕事以外の話でよく盛り上がったけれど)。

あっ、アメリカの自宅まで押し掛けて、1週間ほどお世話になったこともあったね。丘の上から、みんなで素敵な夜景を観たり、美味しいメキシカンを食べたり、ちょっと離れた有名な海岸までドライヴしたり、ピアスやブーツの買物をしたり。あのミュージシャンこのミュージシャンと、ボーリングもしたし、大好きだったあのギタリストのお墓参りをし、お母さまにもお会いして。あれは忘れられない想

出。

とどめは、人気のライヴ・ハウスでのカウントダウン。年を越して、呑んで呑んで。で、すっかり気持ち好くなった頃、空が白む頃に、車で家まで戻って。それもけっこう長い道のりを。あれでよく事故らなかったよな…と思ったり。今更ながら。でも、そうとうしっかり運転していた。慣れてるなぁ…って妙に感動したモン、半分夢の中で。って、感動した? 夢の中で? まあ、いいよね。すべては昔の話だ。時効時効。それに、雑誌の仕事もきっちりやったしさ。だよねっ?

あの後わたしは、みんなと別れて、カルガリー入りする予定だったのが、明け方タクシーを呼び、ひとりで空港に辿りついた途端、そこからどうしても離れたくなくなって、公衆電話から電話して、迎えに来て貰って。それで即Uターン。で、また引き続き、みんなと呑んで、食べて、呑んで、遊んで、遊んで。
大好きなカナダ行きを取り止めて、航空券を無駄にして。それまでして。何がそんなに楽しかったんだ?
って、とにかく、楽しかった…よね。

そう言えば、当時流行っていたコーク杯って、今ではもう廃れてしまったのかな? 見かけなくなったね、そう言えば。

あっ、さっきのカウントダウンで思い出したけど、ディズニーランドで年越したこともあったっけ。アメリカではなく、浦安の方で。雑誌仲間等と。海風ビュンビュン。凍っちゃうかと思うほど、あの日は寒かったなぁ。

日本のご実家にも、泊まりに行ったよね。某国立大学の近くの。あれは、別冊の発売を祝う為…だっけ? コタツに入りながらだったから、あれまた寒い季節。あの時も呑んで呑んで、呑んで呑んで。で、その間またずっと音楽談義。あのバンド、あのミュージシャン、ウチ等の雑誌の話。そう、いつものパターン。よく飽きもせず。

お店で、当時凄い人気だった某アイドル・バンドと、おにぎりを作ったのは、あれは何の企画だっけ? ヘンなの!

同僚の家に、押しかけたこともあったあった。何度も。鍋大会もやったやった。ってあっ、ついこの間、昨年末の冬も…。家が遠いわたしは、先に帰ってしまったが。“じゃあ!”…って。これまた、いつものパターン。ははは。

それから、富士五湖の社員旅行。あれはメチャクチャだった。だって待ち合わせの新宿に、いきなりお化けの格好で現れたジャン。バスの中でも、ずっとお化け言葉で、話がまるで通じず。一般ピープルも乗っている、バスの中。そこでずっと、お化け言葉。嗚呼。ハロウィン・シーズンだったか、何だったか。まあ、いいや。とにかく、嗚呼。

半年前のあの日も、すぐに連絡を取り合って。それからずっと電話&メールで、ああでもないこうでない…と。あのアイスクリームは、そっちのスーパーでは幾らで、こっちのスーパーでは幾らだ…とか、一日に4個食べて、さすが腹壊した…とか…さ。まあ、蒸し暑い日々が続いたからね。そ…それにしても。まあ、いいっか。
でも、言ったっけ? あたしゃ昔のタイプの携帯を使っているから、パンクしちゃったんだよ。受信&送信メールの溜まり過ぎで。“いらなくなったメールを削除してください”って、いきなり画面に出てきてさ。嗚呼。まあ、いいっか。

ところで今年、なんでいきなり、高尾山へ行こうって話になったんだ? けっきょく当時の仲間も誘って。あれも物凄く楽しかったね。物凄く気持ち良かった。あたし等&自然って、けっこうイケるジャン…って。新しい発見だった。

思えば、あの映画から30数年。そうして、あのガチガチ初対面から、もう25年以上。早いよなあ。びっくりだよ。こうして振り返りながら、ニンマリしたり、溜息が出たり…。

周囲の光景が、少しずつ変わっていることに気づき、それで初めて歳月の流れを実感します。自分達の中身、やっていること、考えていること、好きなこと、見た目だって、すべてはあの日から、まるで変わってはいない。ほぼ。
それでも歳月は、確実に流れている。これって、とてもとても不思議な感覚。

それにしても、何だかさぁ…
小さな点と点が、ゆっくりといつの間にか、引き寄せられ、重なり合い、繋がっていく。あっちの糸とこっちの糸が、繋がっているなんて、繋がるなんて、思いもしなかったのに。それが少しずつ、気がついたらきれいに、一本に、繋がっていることに気づく。人生、そういうことの連続。本当に不思議。そうしてちょっと素敵。感動ですらあり。
浪花節系は、あまり好きでないから、この話はこれくらいにするけれど。

まあ、とにかく、そういうわけで…

最近、どうしていますか。
夢の富士山登頂、いつか3人で必ず、絶対に実行しようね。

いま、色々と大変だと思うけれど、何かあったら、いつでも連絡ちょっ。ずっとこの辺で、変わらずウロウロしているからさ。

これからも、末永く、よろしく!

フロムぺこたん(^_^)v

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記事を書いた人

ぺこたん

高校までをカナダと南米で過ごす。現在は、言葉を使いながら音楽や芸術家の魅力を世に広める作業に従事。好物:旅、瞑想、東野圭吾、Jデップ、メインクーン、チェリー・パイ+バニラ・アイス。

END