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ぺこたん

通訳・翻訳者リレーブログ

☆生まれて初めて足を踏み入れた、外国の地、愛おしいカナダはヴァンクーバー。其処で開催される冬季オリンピック。その一瞬一瞬を、見逃すわけにはいくまい!

☆inukshuk(イヌクシュク)は、“welcome”の思いを込めた、イヌイットのシンボル。

☆カナダという国の歴史や成り立ち。祈り、宴、喜び、歓迎、誇り。先住民とその土地に敬意を表した、心地良い規模の温かな開会式。

☆懐かしいカナダ国歌、赤いメイプル・リーフ誇る美しい国旗。イヌイット、ファーストネイション、オーロラ、シャチ、クジラ、クマ、ワシ、オオカミ。トーテンポール、空飛ぶカヌー、ソリ。羽に革にビーズ。歓迎の舞い。海原に湖に山脈。カナディアン・ロッキー。氷河、氷原、雪、大草原。壮大な自然風景。
カナダの美しいものたちで一杯。

☆冬のオリンピック史上最多、82の国と地域が参加。

☆トーチは12000人の手により、160日かけてカナダを横断。

☆他民族国家カナダに住む、寛容な心をもつカナダ国民の手による、ゆったり落ち着きのある内容の開会式。程よい加減を肌で知っていて、夫々のペースで歩み、そうして生活している、心豊かな国民たちらしい演出に、深く感動。

☆この国で育ったこと、人生の中での大切な幼年期を、この国で送れて良かったと、改めて思う。

☆男子フィギュア・スケート。片や大怪我から奇跡的な復帰を果たし、日本男子初のメダルを手に。一方、直前の靴紐のトラブルが最後まで響き、悔やまれる結果に。それぞれの、その時々の運…不運。氷上に繰り広げられる、人生劇そのもの。

☆その彼に向けられた声援。頂点を目指すこと、人の上に立つことを、人生の目標とする隣国とは異なり、“のんびりいこうぜ”“失敗したらまた挑戦すればいい”の姿勢。弱き者や不運な者、持たざる者に対する、温かな視線。
この国が無性に好きな理由が、この瞬間、少し分かったような気がした。

☆4年に1度のこの一瞬。ここに自分のすべてを賭ける人生って、それってとんでもなく、凄いなぁ。

☆メダルに手が届きそうで、届かない。届いてもおかしくはないような、努力もしてきたし、他の大会では頂点に立っている。にも拘らず、オリンピックという大舞台では、どうもうまくいかない。嗚呼。

☆“運も実力の内”だなんて、勝負したことのない人間の、勝手な台詞に聞こえてならない。

☆“The Flying Tomato(空飛ぶトマト)”。とってもアーティスティック! ダブルマックツイスト。何だか分からないけれど、でも、観ていて鳥肌が立った。カッコいい〜。

☆ジョニー・ウィアーしかり。まさに、氷上のミュージシャン!

☆前の人達の時に吹いていた風が、自分の番になった途端、ぴたりと止んでしまったり…。ああ、じれったい。

☆選手をサポートする会社に、地方の中小企業の多いこと。素敵だなぁ。でも、どうしてそうなってしまうのだろう。大企業はどうした?!

☆ロングジャンプの葛西さん、まだまだ引退しないでね。

☆“人に感動を与えたい”。ちょっと傲慢な響き、無きにしも非ず。考えてみれば、ミュージシャンで“受け手”を意識している人、その多くの場合、ロクな音楽を作ってはいない。自分の想いを作品に込め、その結果として、誰かに感動を与えることはあっても、その逆はあまり頂けない。それは周囲の者たちが考えれば、それでいいこと。

☆試合直前の記者会見。あの時点で、もう、試合が始まっているのだなぁ…と痛感。

☆直前に音楽を聴いて心を落ち着かせ、集中力をつける。いいですね、そういう力のある、音楽って。そういう音楽を愛でる側も、その音楽を生み出す側も、どちらも幸せ…ですね。

☆ライバルに対する、あれだけの大声援の後に、焦ることもなく、自分の演技に徹し、そうしてやり抜く力。きっとそれは、日頃の修練の賜物。凄い。

☆“夢はオリンピックに出ること!”。19歳のこの彼女が、幼い頃に言っていたこと。テレビでたびたび流していたその映像。その大きな夢を見事に叶えた彼女は、本当に素敵。こういう子供達が、どんどん増えるといいなぁ。

☆それにしても、19歳か…。その頃あたしは、何をしていただろう。恐らくは、ようやく2本足で立ち、やっと言葉が話せるようになった頃…か…。まぁ、そんなようなモノだ。((+_+))

☆“表彰台では、喜びは外に出さないようにした。なぜならば、銀の人の気持ちが、自分には痛いほど分かるから”…とは、金メダリストの弁。強く心に残っている発言。

☆いいなぁ、ライバルの存在って。

☆オリンピックで金メダルを取るのは、恐らくは山頂に立つこと。となると、この後は何処を目指すのだろう。どうやってモチベーションを、保ち続けられるのだろう。再び頂上を目指せばいい、言ってみれば、まだ8合目辺りにいる銀メダリストよりも、これからはある意味、もっと大変かも知れない。

☆“自分の演技には満足している”。そういう声を何度か聞いたけれど、それで大丈夫なのかな? どういう思いで言ったのか、その心情を知る術はないけれど、でも満足したが最後、前へ進めなくなる、それ以上は成長できなくなる。もったいない!

☆残念だったのは、報道する側が、日本の選手を中心に取り上げていたこと。まぁある程度、それも仕方ないことではあるけれど。でも決勝戦、一位が誰だったのか、メダル獲得者、そういうところ。全体像が分からなかったものが、数多くあったなぁ…。

☆男子ホッケー。観ていて血が騒ぐ。カナダ、よかったね! なんたって国技ですから。

☆スケジュールの都合上、競技によっては、録画ダイジェスト版を観たのもあるけれど、やはりナマが一番いい。

☆開会式でのちょっとした失敗を、閉会式で逆に利用し、笑いに代えるこの大らかさ。ああ、やっぱりカナダだなぁ〜。

☆一度に、これだけの数の国旗…赤色…赤いメイプル・リーフ。それだけでも、観ていて幸せだったなぁ〜。今度はいつ、こんな想いができるのだろう。

☆ふたたび規則正しい日常生活(…でもないけれど)に戻れると思うと、嬉しいような、でもその何倍も寂しいような……。

☆さあ4年後のソチでは、どんな場面どんな感動に出会えるのだろう…。

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記事を書いた人

ぺこたん

高校までをカナダと南米で過ごす。現在は、言葉を使いながら音楽や芸術家の魅力を世に広める作業に従事。好物:旅、瞑想、東野圭吾、Jデップ、メインクーン、チェリー・パイ+バニラ・アイス。

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