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芸術の春、心の洗濯

ぺこたん

通訳・翻訳者リレーブログ

いま、地面が思いきり揺れています。
いえいえ、先週のブログで書いた“アクロバティック・ワーク”により、どうかしてしまった訳ではありません。大丈夫。
実は、隣のアパートの取り壊しが始まったのです。この後、一軒家が5棟も建つそうです。凄過ぎます。いやはや。

それはさて置き、
あのアンビビ〜バブ〜な“対訳オールナイト・ロング”以降は、対訳アルバム1枚=約4日、インタビュー+起こし&原稿書き1本=約1日…と、通常運転再開です。

で、穏やかな日々を取り戻したところで、先週は“心の洗濯の週”…と決め込み(って別に、心が汚れている訳ではありませんが)、六本木・美術館めぐりして参りました。

まずは国立新美術館。
実はこの美術館、今回が初めてだったのですが、全景が目の前に現れた途端、思わず歓声上げそうになりました。
あのスケール、全体ガラス張り、芸術的な“うねり”の妙、自然光の柔らかな射し込み加減。それが周囲の自然と見事に調和。もう御見事。圧巻です。
スペースの取り方も、非常に贅沢。またパーティションにより、展示会10以上同時開催可能という、機能も充実しているのだとか。
いやぁ〜、素晴らしいです、黒川紀章さん!

今回観たのは『モディリアーニ展』。
私が愛してやまない画家。その色づかいや、女性の儚げな表情が、何とも言えず。
氏が影響を受けている“アフリカン・アート”の世界にも、とても惹かれるものがあり。今回も会場売店にて、ちょっとした置物やアクセサリーを幾つかと、本を数冊購入。
本当は仮面、楯、椅子なども、手元に置きたいのですが、“感覚”だけで、特定の文化に根付いたものや、スピリチュアルなものを集めることには、少々抵抗あり…でして。
同展覧会は6月9日迄。

その後、ミッドタウン・富士フイルムフォトサロンの『ディングルの光と風』写真展へ。
作者の岡嶋和幸氏が、すっかりハマってしまったと言う、アイルランドの自然風景を切り取った作品たち。
アイルランドは、スコットランドやイギリス・ヨークシャー地方と共に、私が憧れ続けている地のひとつ。あの荒涼とした景色を、いつか体感してみたいものです。
さて今回の作品、独特の色味が施されており、なかなかに魅力的。個人的には、リタッチされた写真はあまり好きではないのですが、これならまったく抵抗なく、心に入ってきますね。美しい絵画のようで、とても素敵です。
羊のPADDYによる語り〜キャプションも、ユニークで面白い。
サイン入り写真集&葉書、自宅で見入っています。
この後、大阪→福岡→仙台→札幌と、同フォトサロンにて順次開催予定。お近くにお住まいの方は、ぜひ!

この日のランチは、MADISON PARK CAFE。
アメリカン・フードの人気シェフ・イアン・トーザー氏による、オリジナル・ホットドッグは、昔懐かしの味。カナダ育ちの私には、もうたまらない。カプチーノとの相性抜群です。
この後、ミッドタウンをゆっくり散策。“新しい空間が次から次へと出来る都会って、やっぱりワクワクするなぁ〜”…と、頬も緩みっ放し。
最後にTOSHI YOROIZUKA店へ入り、自宅用に生菓子をお持ち帰り。氏のケーキはもう、見た目がまさに“アート”。そうして味も、本当にトレビヤ〜ン! 次回はカウンター席で、その雰囲気&味を、ゆっくり楽しみたいものです。

そうして翌日は、マウンテンバイクでフラフラ近くのシネコンへ。
観た映画は『Sweet Rain死神の精度』。
主演の金城武氏、見た目や雰囲気は、“死神”のイメージとして、けっして悪くはないのですが、でもその演技・滑舌のせいなのか、脚本のせいなのか、うーん、イマヨンな作品でした。残念。
小説の映画化、その小説に思い入れが強ければ強いほど、自分の納得のいくものには、なかなか出会えません。活字を通して“心の中で思い描く絵”と、スクリーンから“目に飛び込んでくる絵”とに、大きなギャップがあることが多く、なかなか難しいですね。

さぁ、次回は『マイ・ブルーベリー・ナイツ』(遅れ馳せながら)と、『あの空をおぼえてる』の予定。
前者は、“映像美”で知られる巨匠ウォン・カーウァイ監督作品なので、期待大です。
そうして後者は、主題歌「いつか離れる日が来ても」が、とにかく美しい! 天才メロディ・メーカー平井堅さんの、「瞳を閉じて」以来の名作だと、私はひたすら惚れ込んでおります。

 ↑ 魅惑のアフリカン・アート

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記事を書いた人

ぺこたん

高校までをカナダと南米で過ごす。現在は、言葉を使いながら音楽や芸術家の魅力を世に広める作業に従事。好物:旅、瞑想、東野圭吾、Jデップ、メインクーン、チェリー・パイ+バニラ・アイス。

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