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蒸し暑い日々の中、思いつくがままに…

ぺこたん

通訳・翻訳者リレーブログ

日本津々浦々、蒸し暑いですねぇ。おまけに東京競馬場は、秋までおやすみ。もう踏んだり蹴ったり、日夜やる気激減です。
そんな日々ですから、遠征withカメラは、このところ1日すら決行できておらず。
だから今月は、何について書こう…
そうそう、オリエンタルラジオの藤森さん(チャラ男の方)、帰国生なのですね。先日あるテレビ番組で知りました。その番組内で、中学生時代に通っていた日本人学校に、卒業以来初めて訪れるシーンが。個人的に色々思うこともあり、見入ってしまいました。
そこはビクトリアピークを一望にする立地。そう、香港を訪れる観光客なら、誰もが目にするあの絶景。にもかかわらずご本人、あまり良くは覚えていないと言う。”へー。こんなに美しかったっけ”…と。
あの気持ち、よーく分かります。
美しい景色は、10代のこころでは、感じ切れないものですから。常にあるものであればあるほど、意識していなかったり。自ら望んで行った先ではないのなら、なおさらのこと。特別繊細で敏感な子供は、違うのかも知れませんが。
しかし、それもこれもこころの奥深く、どこかに、確実に蓄積されているもの。普段感じることはなくても、ふとした瞬間、予期せぬ瞬間、その存在に気づき、その意味に納得したり。長い歳月を経た後に、妙な懐かしみや温かみと共に。
中高生時代を過ごした南米では、太平洋を望む丘の上のマンションの、ほぼ最上階に住んでいました。ですから、それはそれは美しい光景が、目の前に広がっていた…はず。ところが、実はほとんど覚えていない。正確に言うと、その光景そのものは、ちゃんと脳裏に焼きついています。でなければ、単なる記憶喪失になってしまう。
そうではなく、その光景がどれほど美しかったか、朝夕や季節ごとの色の移ろい、そういったことが、まるで記憶に残っていない。
不思議なものです。でも中高生なんて、そんなものなのでしょう。
いまなら毎朝毎晩、朝焼けに夕焼けに、紅い瞬間蒼い瞬間を、鼻膨らませカメラで待ち構えていたろうに。惜しいことをしました。
お笑いタレント話が出たところで…
又吉さん、凄いですね。やはり言葉を繰る商売の人が書いた文章。あの最後の展開には、”えっ、そうくる?”と驚きましたが。しかし、予想を大幅に裏切ってくれるその手法もまた、彼の個性、その才能ゆえなのでしょう。本当に、おめでとうございます。
そうそう。”有名人だから貰えた”などという雑音や、”自分の方が良い文章が書ける”などと言い張る人間もいるようですが。たとえそれが事実だとしても、良いものを作れるのに、世に認められていないというのは、それは何かが圧倒的に欠如しているということ。思うように行っている人が持っていて、自分が持っていないもの、決定的な何かが、必ずあるのだと思うのです。
何かを創る人の話ついでに…
この間、あるクリエイターの講演会に行って来ました。日本在住の外国籍の方。その最後の質疑応答時に、観客席に居たある人が、次のような質問をしました。”そもそも日本へ来た理由は?”
するとそのクリエイター、”なぜそんな質問をする? もっと創作に関する質問はないのかね?”などと返し、その場が一瞬シーンとしてしまいました。
ああ、やれやれ。
ミュージシャンでも、そういうタイプ、たまにいます。質問に気分を悪くされたり、途中でその場から立ち去ろうとしたり、”今日インタビューこれで5本目だよ!”などと駄々をこねたり。
駆け出しの頃は、その対処法が分からず、いちいち戸惑い、満足のいかないインタビューになったことも。
でも、いまは手慣れたもの。
相手が気難しい人の場合、事前にそういう情報を、レコード会社や雑誌編集部側が教えてくれますし、何度も取材している人の場合は、その人となりが分かっている。
ですから質問前にちょっとひと言だけ、足せば良いのです。たとえば、「これは基本的な質問ですし、何度も聞かれていると思うので、大変申し訳ないのですが、こちらが質問するのは初めてですし、みんなもとても知りたがっていることですから…」などと。たったそれだけで良いのです。それでたいがい、相手は納得してくれます。嫌な顔をしながらも、”ああ、ならば仕方ないな”と、話し始めてくれる。
ああ面倒だなあ…と少々思ったりもしますが、でもこちらは聞いて原稿にするのが仕事。機嫌を損ねてしまったら、お終いですし、お互い気持ちよくやりたいですから。
しかし、ああ、やれやれ。
余談ですが。
ミュージシャンはベテランであればあるほど、どんな基本的な質問、音楽とは直接関係のない質問、幾度も聞かれて嫌になっているであろうことでも、にこやかに丁寧に答えてくれます。どんなことでも、楽しもうという姿勢で。
そういう人だから生き残れたのか、キャリアを積む内にそうなったのか。その辺のことはナゾですが。
あっ、仕事の話ついでに…
これは特にここ10年ほど前から、あちらこちらの不景気に伴い、良く耳にすることなのですが。ずばり、ギャラの値引き交渉。”予算ギリギリだから、通常よりも安くやって貰えないか”といったような御相談。
はい、どこかに所属しているのなら別ですが、フリーランサーは、ギャラ交渉もすべて自分でやらなければならない。
ああ、やれやれ。
で、呆れるような数字を、提示されることもあり。そういう仕事は、もうこのお年では、精神衛生上良くないので、丁重にお断りしています。しかし、それがとてもやりたい仕事の場合や、これまでずっとお世話になっている仕事の場合は、引き受けるべきか否か。ひどく迷います。
実際、ただ同然の額で引き受けてしまう人もいます。昔々どこかの英文科を出ました、というだけの人や、本業はちゃんとあるが英語が好きだから、週末ちょこっとやれれば良い…というような感覚の人。
専門家ではないので、その仕事内容は限りなく怪しいもの。それでも頼む側としては、”ちょっとくらいの誤訳は、目を瞑ろう。ヘンな日本語は、後でこちらで手を加えれば良いし”と。とにかく”安かろう助かるよ”…と。業界のファー

ストフード・ファーストファッション化。いやはや。

まあ、仕事内容が怪しかろうと何だろうと、それ自体はまあ良いのですが(いや、けっして良いことではないのですが)、そういう輩の存在により、ギャラはどんどん暴落していくわけですからね…。
“これくらいのギャラでも、やってくれる人はいますから”…と。
“タダ同然でも良いからやりたい”という素人に、それまでプロ複数人が担当していた作業を、丸ごと持っていかれた…といったような話も、ちらり小耳に挟みましたっけ。
かつては仲間内で、”安い仕事を受けるのは止めよう””OO字OO円以上で”など暗黙の了解がありましたし、協会の規定に沿ってやってくれる場合も多くありました。それは互いの為、互いの首を絞めない為。だいたい、極端な数字を提示されることなど、少し前までは考えられませんでしたし。
困ったものです。
どうにかならんものか。
いや、どうにもならないでしょう、こんなご時勢ですから。
ああ、やれやれ。
やれやれ話ついでに…
最近、何かと話題の音楽ストリーミング配信。そう、月1000円ちょっとで音楽聴き放題サービス。その時々に聴きたくなった1曲を、その場ですぐに聴けるアレ。
音楽を手元に置くこと、作品を所有することの喜び、いつの間にどこへやら…。
更に言えば、昔はアルバム一枚を、ひとつの作品として楽しんでいました。小説の物語のように。表ジャケットで想像掻き立てられ、オープニング・ナンバーで期待に胸膨らませ、途中で速い曲ありバラードあり、どんでん返しあり。で、エンディング・ナンバーがきて、裏ジャケットに見入りながら、余韻に浸る…と。
ミュージシャンたちも、その物語作り、つまり曲順決めるのに、そうとう悩んだもの。悩みながら、楽しんでいた。それが…。
なーんて昔話を、とくと語っている場合ではない! こういう状況、時代の流れの中、この先さて何ができるか。そこを考えるのが、その世界のプロなわけですから。
ああ、しかし、やれやれ。
気分転換に、これから散歩に行ってきます。
それで思い出しましたが…
コンビニのコーヒー&ドーナッツ、安くて美味しいと話題になっています。でもみんな、あれを何処で飲み食いするのでしょう。家に持ち帰るのかな?
近くにベンチ&ちょっとした緑でもあれば、気持ちよく楽しめるのに。と、コンビニ前を通るたび、思ってしまう。
散歩の合間、木の下のベンチに座りながら、ボーッと人間ウォッチングしたい。でも、近くに駐車場があるから、煩いし空気汚いし。だいたい邪魔だろうし、100円ばかりで効率悪いだろうし。
…ってこと?
あっ、そうだ。
散歩の前に、ちょっと目の保養しとこう。カメラレンズ&カメラバッグのネット検索を…。
そーなんです。長いレンズが欲しいし、その内どさくさに紛れて、新しいカメラも欲しい。そしたら新しいリュックサックも必要だっ。
と先日、大好きな某登山メーカーをミッドナイト・ネット検索したら、カメラバッグも作っているではあ〜りませんか。いつの間にか! それはそれは鼻血出ました。で、あれこれ検索し続けていたら、止まらなくなり、気づいたら辺りから鳥のさえずり……ピーピー・ケキョケキョ。
……と、思いつくがままに。失礼いたしました。
来月はもっと涼しくなっていて、頭スッキリしていますように~ (+_+)

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記事を書いた人

ぺこたん

高校までをカナダと南米で過ごす。現在は、言葉を使いながら音楽や芸術家の魅力を世に広める作業に従事。好物:旅、瞑想、東野圭吾、Jデップ、メインクーン、チェリー・パイ+バニラ・アイス。

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