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今年の漢字

さるるん@ロシア

通訳・翻訳者リレーブログ

年末になると、その年を表わす漢字一文字が「今年の漢字」として選ばれます。2008年は「変」で、2009年は「新」が選ばれたそうですが、私の一年を表わす漢字は何だろう・・・と考えたときに浮かんできたのは、生活面では「窮」とか「貧」とか「迷」とか・・・こんなんじゃいかんな〜という漢字ばかり。

今年の私は、年齢を重ね、気持ちに体が追いつかない状態(四十肩その他)に不安を感じ、不況の中、本来ならば営業努力をすべきなのに、新しい仕事を取りに行っても対応しきれないのではと積極的に出られずにいました。その結果、今年の年収は昨年比3割ダウン。フリーランスの厳しさを痛いほど感じる一年でした。でも、最近、ついに四十肩も治ってきて、上がらなかった左手も結構上がるようになったので、来年はもっと積極的に出ます! 窮だの迷だの頭によぎるならば、まず行動しなくちゃ!

生活面の苦しさは置いといて一文字選ぶなら、2009年の漢字は「嵐」。(すみません、また嵐ネタです)今年はデビュー10周年ということで嵐がクローズアップされ、私も嵐のおかげで楽しい時間を過ごすことができました。こういう時代だからこそ、「みんなを楽しませたい」、「みんなに元気になってほしい」、「少しでも前向きな気持ちになってほしい」という思いを全力で届けてくれる嵐が広く受け入れられたのだろうな、と思います。今の自分たちがあるのは、まわりに支えられているからだと、本気で「ありがとう」と伝え続けた一年。嵐のメンバーの気持ちがうれしかった。

お祭り騒ぎはおそらく今年限り。今年はある意味では嵐にとってバブルのような一年だったので−嵐のメンバーは変わらず揺るがず自分たちらしくあり続けたけれど、まわりが異常なほど浮かれた一年だったので−バブルはいずれはじけることでしょう。でも、来年もその先もきっと嵐らしく一歩一歩進んでいくだろうと思うし、その姿にまた元気をもらえるだろうと思っています。

昨日、義母がうちの娘を迎えに来て、おばあちゃんと孫の二人旅に出ました。休みごとに、家にいるよりも、おばあちゃんのところに行った方が楽しいと旅立っていく娘に、親としては複雑な思いがしなくもないけれど(大晦日は家族揃って過ごしたいのだけれど)、こうしてときどき母親業を休めるのはありがたいとも思います。リフレッシュして、新年を迎えたいと思います。

みなさま、よいお年をお迎えください。

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記事を書いた人

さるるん@ロシア

米系銀行勤務後、米国留学中にロシア人の夫と結婚。一児の母。我が子には日露バイリンガルになってほしいというのが夫婦の願い。そのために日本とロシアを数年おきに行き来することに。現在、ロシア在住、金融・ビジネス分野を中心としたフリーランス翻訳者(英語)。

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