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RIP

さるるん@ロシア

通訳・翻訳者リレーブログ

先週のブログにマイケル・ジャクソンのことを書こうと思ったのですが、おそらく、水曜担当のぺこたんさんが何か書かれるだろうと思い、ちょっと待ってみることにました。翌日のブログで、ぺこたんさんならではの追想を読み、涙しました。

マイケル・ジャクソン、大好きでした。
いちばん思い入れがある曲は、「Heal the World」。

Heal the world
Make it a better place
For you and for me
And the entire human race

ちょっと気はずかしくなるような歌詞ですが、当時米国系銀行に勤めながら、途上国支援にも関わりはじめていた私のテーマソングでした。あのメロディーと慈愛に満ちた歌声。この人は真剣にHeal the Worldしたいと思っているんだろうな、音楽活動を通じて、これをライフワークにしていきたいんだろうなと思え、私の中では「同志マイケル」でした。

コンサートは、1993年にDangerous Tourの福岡ドーム公演に行きました。後にも先にもあのときだけ、という興奮をおぼえ、感激しました。よくコンサート映像で失神する人を見るけれど、それがわかるような気がしたステージでした。

でも、そのコンサートの頃からスキャンダルばかりが取り上げられるようになり、同志マイケルはライフワークとしてやりたかったことが次第に思うようにできなくなっていったような気がします。無念です。

日曜日に、ロシアでも、追悼番組として、ブカレストでのコンサートのテレビ放送がありました。いろんな思い出がよみがえり、切なくなりました・・・。

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記事を書いた人

さるるん@ロシア

米系銀行勤務後、米国留学中にロシア人の夫と結婚。一児の母。我が子には日露バイリンガルになってほしいというのが夫婦の願い。そのために日本とロシアを数年おきに行き来することに。現在、ロシア在住、金融・ビジネス分野を中心としたフリーランス翻訳者(英語)。

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