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この一週間

さるるん@ロシア

通訳・翻訳者リレーブログ

10月7日(火)
先週のブログに書きそびれましたが、プーチン首相の誕生日でした。大統領ではなくなったとは言え、今も人気があるプーチン。この日は、TVで、「ウラジミール・プーチンと柔道を学ぼう」というDVDができたというニュースが流れました。おもしろそうなので、発売になったら買おうと思っています。

仕事の方は、前夜遅く、金曜から格闘していた案件を納品。このところタフな案件続きだったので、もう頭が飽和状態で、ちょっと休まないと次の仕事はできそうにないと思っていたら、この日は仕事が入らず、ほっとして、くつろいでおりました。

ちなみに、私の場合、比較的少ない分量の(でも内容は手ごわい)ビジネス文書を急ぎならば翌朝までに、そうでなければ2、3日程度で訳すというパターンが多いので、一週間先まで予定がわかっていることはまれです。ひとつ納品が終わったら、次の電話が来るまで予定がわかりません。臨機応変が、この仕事のキーワードのひとつです。

10月8日(水)
ウエンツくん(好きなんです)の誕生日。
この日も仕事はなし。久々に大そうじ。このところ家の中がひどい状態だったので、この休みはありがたかったです。

10月9日(木)
娘と二人、夜行列車で義母の住む町へ。プラツカールトと呼ばれる3等寝台車を利用。向かい合わせの2段ベッドと、通路側の2段ベッド、合わせて6人分が一区切りだけど、車両全体が同室って感じの雑居寝台です。カーテンなどの仕切りはなく、プライバシーも何もありません。個室(4人一部屋)もありますが、あぶない人と同室になる可能性もあるので、母子二人旅にはプラツカールトの方がかえって安心です。 夜8時すぎにモスクワを出発し、現地に着くのは翌日の午前11時。飛行機でモスクワから成田に行くよりも時間がかかります・・・。

10月10日(金)
義母の住む町に到着。義母とうちの娘は元気に出歩き、風邪気味の私は終日義母宅で読書。前から読みたいと思いながらも読みそびれていた黒木亮の『アジアの隼』。97〜98年のアジア金融危機の頃の話。本筋ではないのですが、あの頃アジア市場でひとり勝ちしていた米系投資銀行が今は・・・と、時期が時期なだけにしみじみ思うものがありました。

10月11日(土)
この日も、終日義母宅で留守番しながら読書。宇江佐真理の時代小説『無事、これ名馬』。宇江佐真理は私の郷里函館在住の作家ということもあり、ひいきにしている作家です。宇江佐真理の人情ものには、いつも泣かされます。

10月12日(日)
夕方、モスクワ行きの夜行列車に乗車。行きは運良く母子ともに下段の寝台を確保できたのですが、帰りは私が上段に。プラツカールトの上段ベッドは天井が低く、高さ50cmくらいの空間しかありません。頭がつかえて座れず、横になるしかない。幅も50cmくらいだし、自分が荷物になったような気がするベッドです。

10月13日(月)
朝、モスクワ到着。メールをチェックしたら、仕事が入っていました。10月16日からまた一週間日本に帰るので、15日中に納品すべく、きばって仕事せねば!

しかし、この数日見られなかったニュースをチェックしたら、「米国が北朝鮮のテロ支援国家指定解除」「ロス疑惑の三浦氏が自殺」等々、驚いてしばらく仕事が手に付かず・・・。

10月14日(火)
終日、仕事の予定。

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記事を書いた人

さるるん@ロシア

米系銀行勤務後、米国留学中にロシア人の夫と結婚。一児の母。我が子には日露バイリンガルになってほしいというのが夫婦の願い。そのために日本とロシアを数年おきに行き来することに。現在、ロシア在住、金融・ビジネス分野を中心としたフリーランス翻訳者(英語)。

END