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猫に会ったら・・・

とと

通訳・翻訳者リレーブログ

知り合いの翻訳者には猫好きな人がたくさんいます。飼っている猫の様子を自分のウェブサイトで紹介したり、野良猫を拾ってきては里親を探したり、中には、20匹以上の猫を引き連れて東京から八ヶ岳の麓へ引っ越してしまったスゴイ人も・・・。

猫派か、犬派かなんて、無理矢理派閥をつくったりすると怒られてしまいそうですが、翻訳者は概して猫と相性がいいようです。ライフスタイルに関係があるかも知れません。決して足音を立てず、あまりかまってやる必要もなく、それでいて、常にお互いの存在を身近に感じていられる猫との関係は、自宅で長時間仕事に集中しなければならない翻訳者にとって、心地良いものなのでしょう。案外、通訳者の方は犬派が多かったりして・・・。

かく言う私も猫が大好き。ときどき無性に、あのピクピク動く三角耳を裏返したり、眉間を親指の腹でゴシゴシこすりたくなります。残念ながら、自宅で飼うことは許されないのですが、どうやらわが家の前は野良猫たちの通り道になっているらしく、いろんな猫を観察することができます。

それで、猫の毛色と相性には何らかの関係性があることに気づきました。茶トラと茶トラ同士だと仲良くできるのに、茶トラとブチが遭遇すると喧嘩になってしまうのです。大抵、逃げるのは茶トラの方です。トラとブチが混ざったような猫は、どちらともあまり喧嘩をしません。公園の野良猫たちも、似たような毛色同士で集まっているのをよく見かけます。

まだまだ研究の途中(そんな暇あったら仕事せいっ!)ですが、毛色によって性格が異なるというのは、猫好きの間ではよく知られた話のようです。野生種に最も近いキジトラは気性が荒く、白猫は人になつきにくい。不吉と思われている黒猫は意外にも性格が穏やかで人なつっこく、茶トラは巨大化する(これは性格と関係ない?)等々。不思議ですね。

↓果たしてこの猫は? 次週につづく・・・

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とと

大学卒業後、数年のサラリーマン生活を経て、フリーランス翻訳者に。技術系から出版物と、幅広い分野で高い評価を得ている。趣味は音楽。ただいま子育て奮闘中。

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