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残暑お見舞い申し上げます

みなみ

通訳・翻訳者リレーブログ

 日本はまだまだ残暑が厳しいようですが、オークランドは春の気配です。
 日本でもニュースで報じられたようですが、先週の始めには、NZ中が大寒波に襲われました。何十年かぶりにオークランドでも雪が降ったそうで(私は、オークランドで雪が降るなんて、知りませんでした!)、大騒ぎ。ついこの間まで、スキー場では暖冬で雪不足が深刻だったのに、今度は大雪で空港が大混乱。せっかく雪が降ったクイーンズタウン空港が閉鎖となることに。
 月曜日に仕事でオークランド空港に行っていた知り合いによると、「木曜日までクイーンズタウン便は欠航です。とっとと仕事に戻るか、家に帰ってください」というアナウンスが流れたそうです。
 基本的にNZの人たちは楽観的、おおらか、お気楽です。そして、なんでも楽しみに替えてしまいます。このあたりはいつも、すごいなあ、素晴らしいなあ、と思います。ただ、私自身がトラブルに巻き込まれると、そのおおらかさが腹立たしいこともあるのですが。
 今回の雪をテーマに、ウェリントンを舞台にした美しい小作品を見つけました。ウェリントンも温暖なオークランドほどではありませんが、めったに雪は降らないので、人々が大喜び。この作品はあちこちのブログで紹介されているので、ご存じの方もいるかも。このビデオを見ると、日本の皆様も少しは涼しくなっていただけるのではないでしょうか?

http://youtu.be/UpGaIDm0azU

 なんだかほんわか楽しくなってきます。寒くても半袖の人がいるのは、オークランドでも普通です。ついでに裸足だったりします。あと、傘を差していないのは、雪だから、というわけではなく、雨でもそうです。
 オークランドはこの大寒波がまぼろしだったのでは、と思えるほど、先週後半になって一気に春らしくなってきました。我が家の庭でもフリージア、水仙、椿、木蓮、沈丁花、菖蒲、チューリップ、アネモネ、シクラメン、ラベンダーなどが一気に咲いています。
 日本と違って、一気にいろんな花が咲くので、この9月にオークランド移住11年目を迎えるのですが、いまだになんだか不思議な感じになります。

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みなみ

英日をメインとする翻訳者。2001年からニュージーランドで生活。家族は、夫(会社員)、娘(小学生)、ウサギ(ロップイヤー)。

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