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残暑お見舞い申し上げます

とと

通訳・翻訳者リレーブログ

世間は夏休みの真っ最中ですが、皆さんはどのようにお過ごしでしょうか。私はお盆の休みを利用して、一家で愛知県の実家に帰省してきました。愛車のルノー・トゥインゴに乗って、東名高速で8時間の旅です。排気量1100 ccの非力なクルマなので、時速100キロを超えるとエンジン音がうるさくて車内で会話ができなくなります。だからいつも安全運転。途中で何度か渋滞に巻き込まれながら、どうにか夕食に間に合う時間に到着することができました。

今回も主役は1歳5ヵ月になったばかりの息子。今月上旬にようやく自力で歩けるようになったばかりなので、実家で「あんよ」を披露すると、いつも以上にみんなのテンションが上がります。以前に紹介した「親バカブログ」のお陰で、息子の成長ぶりや好きな食べ物など、みんなが憶えていてくれるので、いろいろと細かく説明しなくても、すぐに話が通じるのでたすかります。息子も、小学生の姪や甥と遊ぶのが楽しくて仕方ないらしく、毎日クタクタになるまではしゃいでいます。

先日は喫茶店へモーニングサービスを楽しんできました。午前中は11時まで、飲み物だけの料金(コーヒーだと380円くらい)で朝食が食べられるという、愛知県では定番のサービスです。内容は厚切りトーストとサラダ、そしてなぜか絶対に付いてくるのがゆで卵。これに何か一品を加えて、お店の特色を出すのが一般的なようです。今回のお店はごま塩のおにぎりが付いていました。以前はプラスティックの小さな容器に入った乳酸菌飲料を出す店が多かったような気がします。すごく辺鄙な場所にある喫茶店でも、そこそこに繁盛しているから不思議です。たぶん、朝食を喫茶店で済ませる人が多いからでしょう。独特な文化です。

この時期、兼業農家を営む私の両親は地元の特産品であるイチジクの収穫で大忙し。早朝から畑に出て果実を収穫し、正午までに市場へ出荷します。かつては庭先に熟した果実が自家消費されていた程度でしたが、栽培や輸送技術の発展に伴って全国的に流通し、東京のスーパーでもよく目にするようになりました。最近では洋菓子にも使われたりしていますね。でもやっぱり、冷蔵庫で少し冷やした果実をそのままガブリとやるのがいちばん美味しい。疲労回復と整腸の効果があるので、夏バテ気味の人には特にオススメです。すみません、宣伝になってしまいました……

熟して収穫されるのを待つイチジクの実

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とと

大学卒業後、数年のサラリーマン生活を経て、フリーランス翻訳者に。技術系から出版物と、幅広い分野で高い評価を得ている。趣味は音楽。ただいま子育て奮闘中。

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