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オークションに挑戦!

みなみ

通訳・翻訳者リレーブログ

 先日、初めてこちらのオークションサイト、Trade Me(http://www.trademe.co.nz/)を利用してみました。日本でもネットオークションなんてやったことがなかったし、面倒くさそうでちゅうちょしていたのですが、きっかけはニュージーランドで生活している日本人のとあるブログを見たため。
 この人は壊れた洗濯機をだめもとでTrade Meに出したら、なんと! 70ドルほどで落札されたとのこと。取りに来た人によると(こちらでは「Pick Up Only」という設定で、自宅に取りに来てもらう、という設定が可能)、修理屋さんが分解して中古部品として再利用するそう。
 こちらでは中古品の売買は自動車から洋服、家具、電化製品、家の修理時に出た窓枠まで、個人レベルで非常に盛んです。これは、最近のエコ精神に則って、というわけではもちろんなく、とにかくモノが高いからです。日本だったら有料で引き取ってもらわければならないものでも、たとえ壊れていようと、お金を払って引き取ってもらえるのですからすごい。
 で、この壊れた洗濯機の話を読んで、へーっと思った私はふと、クローゼットに眠っているPS2のソフトとその付属品のセットを思い出したのです。それは、数年前に娘がホリデープログラムに参加した時に、賞品としてもらったものでしたが、我が家にはPS2がないので、ぽいっとしまったきり、忘れていたのでした。
 そこで、ニュージーランドでオークションといえば、Trade Meということで(このサイトを開発した若者は、大手企業にTrade Meを売却して、一躍億万長者となったほどの大成功)、チャレンジ。
 やってみると非常に簡単で、写真1枚だけ掲載する一番シンプルなサービスは無料(入札成立時に手数料が取られる)。おそるおそるReserve価格を5ドルにして、どきどきして反応を待っていました。
 すると! 入札期間の1週間で32ドルまで上がりました。途中、郵便料金の質問が来たので、このセットが入る段ボール箱の郵送料を答えたら、「高い!」とのことで、ParcelPostという袋に入れて送る割安な方法を教えてもらいました。そっか、袋に入れて送ればいいのね、と感心。なんとなく、品物を送るときは箱で、と思い込んでおりました。
 そして、落札者と非常にスムーズにメールでやりとりできて、無事にオークランドからティマルという南島の街まで、このゲームセットが届けられたのでした。
 相手から「無事に受け取りました。子供たちはクリスマスに開けるのを楽しみにしています」とメールが来て、よかった、よかった、とうれしくなりました。
 これに味をしめて、ただいま、娘が小さいころに着ていたハロウィーン用の衣装2着を絶賛オークション中! 
 

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記事を書いた人

みなみ

英日をメインとする翻訳者。2001年からニュージーランドで生活。家族は、夫(会社員)、娘(小学生)、ウサギ(ロップイヤー)。

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