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春の訪れ

みなみ

通訳・翻訳者リレーブログ

 オークランドに春がやってきました。あちこちで、木蓮、桜、梅、桃、椿などが色とりどりの花を咲かせています。日本では、梅、桃、桜の順で咲いていくのが通常だと思いますが、こちらでは本当にいっぺんに木々が花を咲かせます(なので、私には見分けがつかない)。
 今日は家の近所をウォーキングしていたら、なにやらいい花の香り。あちこちの庭先でフリージアが咲いていたからでした。
 夜はまだまだ冷え込みますが、日中に洗濯物を干していると、暖かな日差しと穏やかな風が春の到来を感じさせます。太陽が照っているだけで、なんだか心が弾むようになってくるのはなぜでしょう。
 今年は特に春めくのが急な気がしたのですが、夫によると、「こんなものでしょう」とのこと。どうやら、例年ならこの時期は日本に帰省するためにバタバタしているのが、今年は落ち着いているために(娘のバレエのイグザムと発表会の都合で、年内の帰省は取り止めになった)、私にしみじみと春を感じる余裕ができているためのようです。
 そう、人間の感覚なんて、相対的なものなのです。だから、自分の気持ちひとつで、辛いことも楽しくなる(はず)です。一日、一日を大切に、そして楽しく、愉快に生きていきたいものです。

真っ青な空の下で、色とりどりの花が咲いています

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記事を書いた人

みなみ

英日をメインとする翻訳者。2001年からニュージーランドで生活。家族は、夫(会社員)、娘(小学生)、ウサギ(ロップイヤー)。

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