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Shall we dance?

みなみ

通訳・翻訳者リレーブログ

 6月から、社交ダンスのレッスンに通い始めました。週に1回、夜7:30〜9:30で、これなら夫に帰ってきてもらって、娘をバトンタッチすることができます。費用は、行った時に10ドル払うという、ありがたい仕組みです。格好も特に指定はなく、普段着でOKです。6月から始めて、間にインフルエンザ事件があったり、仕事が急に入ったりしたので、これまでに参加できたのは5回ほどです。
 実は子供のころ、幼稚園から小学校卒業までの8年間、バレエを習っていました。体がとても柔らかく、リズム感はあったので、我ながらバレエの天才かと思っていました。ところが、小学校4、5年生ごろにトウシューズを履いて踊るようになると、なぜかスッと立つことができませんでした。たぶん、足の筋力がトウを支えるには弱すぎたのでしょう。だから小学校の卒業と同時にやめるのは、悔いはありませんでした。そう、人生最初の「ざせつ」「限界」というものを知った時でした。
 でも、踊るのは好きでした。もし今、日本にいたら、絶対に「大人のバレエ」にはまっていたと思います。でも、ここはNZ。近所には、大人がバレエを習えるスタジオは見つかりません。そんな時にポストに、「社交ダンスを楽しく習いましょう」というちらしが入っていたのでした。見ると、車で5分ほどの教会のホールが会場です。これも何かの縁、ととりあえず参加してみることにしました。
 ところが初めて行った日は、会場に入った瞬間に、きびすを返して家に帰ろうかと思いました。なぜなら、年齢層が高かったし(たぶん50代がメイン)、数十組の男女がペアになって、慣れた感じで踊っていたからです。「こ、これはお呼びでないかも」とたじろぎましたが、とりあえず、娘と夫に「がんばってねー」と声援を受けて出かけてきた手前、せめて1回ぐらいは、と意を決して、参加することにしました。
 すると、別室では初心者向けに基本ステップを教えていて、そこには私のように一人で来ている、同じような年代の人が何人かいたので、やれやれと、ほっとしたのでした。
 30分ほど基本的なステップを習ったら、いよいよほかの人に混じって、パートナーと踊ります。参加者は男性の方が少ないので、1曲踊ったら、列に並んで、次の順が来るまで待つ、という仕組みです。
 で、やってみて分かったのは、社交ダンスというのは、男性のリードが非常に重要だ、ということです。女性は、男性のリードに合わせて、ステップを踏みます。女性の腰に当てた男性の手の動きで、女性は次に何をするのかを判断するのです。また、行く方向も男性が決めます。女性は基本的に後ろに下がっていくので、自分が行く方向を見ることはできません。すべて男性次第です。うまい男性と踊ると、非常にスムーズで、「お姫様気分」が味わえます。
 とはいえ、まだまだ初心者なので、パートナーの男性の意向が分からず、とまどったりしますが、踊るということはやっぱり楽しいです。それに、先生に「Well Done!」とほめてもらえると、とってもうれしくなります。
 1週間に1回、たった2時間のレッスンですが、なかなか身体を動かす機会がない私にとっては貴重な時間です。無理せず、気楽に、ちょっと続けてみようと思っています。

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記事を書いた人

みなみ

英日をメインとする翻訳者。2001年からニュージーランドで生活。家族は、夫(会社員)、娘(小学生)、ウサギ(ロップイヤー)。

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