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チョコレート売り

みなみ

通訳・翻訳者リレーブログ

 NZでは、Fundrisingと称して、様々な団体がボランティアでものを売って資金を稼ぐ、という活動があります。売るものの定番はチョコレート。Fundrising用の箱にチョコレートが入っています。これを企業から安く仕入れて、普通よりちょっと高い値段で売って、差益がその団体に入る、という仕組みです。
 NZでは学校でもよくこのFundrisingがあります。子供たちが学校からチョコレートの箱を持って帰ってきて、一軒一軒近所を回って、チョコレートを売るのです。チョコレートという不健康なものを子供たちに売らせるのはいかがなものか、という意見もあるにはあるのですが、ほかに手軽に売ることができ、気軽に買ってもらえるものがないのか、相変わらずチョコレートが主流です。
 今回、娘が持って帰ってきた20個入りのチョコレート(1つ2.5ドル)は、11月のキャンプの費用の一部に充てるためのもの。1箱ごとにたしか15ドルがキャンプ代から控除されます。だから売れば、売るほど、キャンプ代が安くなります。私はFundrisingをしてまで子供にお金を稼がせる意義を見いだせないのですが、これも文化としての体験ということで、とりあえずやらせることにしています(Fundrisingに参加するかは親が選択することができる)。
 とりあえず夫のオフィスで13個ははけたのですが、あと7個がまだ残っていたまま、Fundrisingの期限が明日になってしまいました。娘としては、「残りはママが買ってくれるだろう」と思っていたようですが、それでは自分の労働によって資金を調達する、というFundrisingの趣旨に反します。そこで、私が付きそうから近所を回りなさい、と娘を励まし、近所を回ってチョコを売ってきました。30軒ほど回って、留守が半分ほど、出ても「いらない」という人がほとんどで、売れたのはようやく4個。今まで、子供がFundrisingにやってきたら買ってやるようにしていましたが、結構、みんな、断っているのだなあ、ということが分かりました。残り3個は仕方がないから、買い取ってやることにしますか(娘はただいま、金勘定中)。

Fundrising用のチョコレートと娘が持ち歩いたのでぼろぼろの箱。CadburyはNZで知らない人はいない、と思われるチョコレートメーカーです。

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みなみ

英日をメインとする翻訳者。2001年からニュージーランドで生活。家族は、夫(会社員)、娘(小学生)、ウサギ(ロップイヤー)。

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