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ホッケーと娘

みなみ

通訳・翻訳者リレーブログ

 今週の火曜日、娘はホッケーの学校対抗トーナメントに出場しました。これは、地域の小学校のそれぞれのホッケーチームが出場して、順位を競うというものです。ホッケーといえば、日本では「アイスホッケー」の方がメジャーかもしれませんが、こちらでは芝生の上で競技を行う「グラスホッケー」が主流です。ちなみに英語では、Hockeyは、ホッケーではなく、どちらかというと、ホッキーと発音します。
 NZの小学校では、高学年になると、日本でいうクラブ活動のような感じで、様々なスポーツを選択することができます。娘が通う小学校では、ホッケー以外に、サッカー、体操、さらに女の子はネットボールがあります。ネットボールはバスケットによく似たスポーツですが、シュートの邪魔は一切してはいけないなど、ちょっとずつルールが違う、主に女性が競技するスポーツで、英国圏で大変人気があります。
 娘はホッケーをすることを自分で選び、この日の試合のために、父親と一緒にスポーツ店に買い物へ出かけ、すね当てやマウスガードなどを買うついでに、自分用のスティックまで買ってもらって大張り切りでした。
 この時期は雨が多いので、天候がどうなることかと心配でしたが、当日はなんとか天気がもって、すべてのスケジュールをこなすことができたそうです。4戦して、1勝3敗だったと、がっかりしていましたが、私からしてみたら、まったく新しいスポーツに自分で挑戦した、というだけで、誇らしい気がしています。実は娘は、あまり運動は得意ではないのですが、なんとかチームの選手に選ばれたことで、親としてはやれやれでした。
 今回、私はホッケーについて、一切分からないので、もっぱら娘から話を聞くだけでした。こうやって、私の知らないことが増えていくのかなあと、娘の成長にうれしくもあり、ちょっとだけさびしくもあり。

スポーツ店では、ずらりとホッケー用品が並んでいます

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みなみ

英日をメインとする翻訳者。2001年からニュージーランドで生活。家族は、夫(会社員)、娘(小学生)、ウサギ(ロップイヤー)。

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