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きわめて個人的なスケジュール管理術

パンの笛

通訳・翻訳者リレーブログ

 いよいよ年末も押し迫ってまいりました。あと数日で2006年も終わり。ということで、来年の手帳を買いに出かけました。完全在宅型の翻訳者としては、手帳の利用の仕方も一風変わってくるのが現実です。というのも、あまり細かく色々手帳に書きこんでも、結局手帳を見る前にリビングのカレンダーやPCのOutlookを頼りにしてしまうのが現実。そこで私が導入しているスケジュール管理術は…手帳+2週間予定の分離管理術。手帳は、月次+とにかくメモスペースがたくさん!の手帳を選びます。予定を細かく手帳に書き込んでも、所詮家にいるので、手帳に細々と書き込む手間を取る意味がありません。むしろ、キッチンの横のカレンダーと、自分の手帳にさえ大まかな予定が書き込んであって、それを把握できていればそれで良いのです。持ち歩く手帳には、予定管理以上に備忘録の役目を果たしてもらいます。外出先で今度読みたい本を思いついたとき、美味しそうなメニューのレシピを聞いたとき、何かの会合に出席したときのその内容、決まった日にちまでに何かをしないといけないときのそのタスク、こんなときはいつでも手帳のメモ欄にメモを取るのです。そして、気が向いたとき、もしくは必要に迫られたときにその内容を紐解くのです。何よりも肝心な仕事の予定は、手帳とは別に2週間ごとの予定表をPCの横に貼って管理します。私は2週間分の空のフォーマットを自分で作成しています。日曜始まりの2週間分の予定表。上が仕事、下がプライベートの記入欄になっています。そして、予定の都合上仕事ができないとわかっている日は仕事欄に斜線を引きます。仕事ができる日は仕事欄にその内容を、そしてプライベートにも予定がある日はプライベート欄に内容を記入します。たいていの仕事は2週間のスパンの間に収まるものばかり。2週間分の予定を目に見える位置に張り出しておけば、先の予定を俯瞰できて、優先順位を決めやすくなります。張り出すのは2週間分ですが、更新は1週間おき。どんどん先の予定が入ってくるので、1週間経った頃には予定表の様子はガラッと変わってきます。予定表に書き込みが増えてくるのも、また楽しいものです。今貼ってある予定表は、年末年始の休暇を見越して斜線ばかり。一年を振り返り、来年に希望を抱くためにも、充電期間は必要ですね。29日からは主人の両親の実家に帰省します。次回のリレーブログはお正月期間真っ只中からですね。皆様、良いお年をお迎えくださいませ!
(写真は年末+年始の2週間の私の掲示タイプ予定表。忙しいのはプライベートばかり?)

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記事を書いた人

パンの笛

幼少時に英国に滞在。数年の会社勤めを経て、出産後の仕事復帰を機に翻訳を本格的に学習。現在はフリーランスの在宅翻訳者。お酒好きで人好き、おしゃべり好きの一児の母。

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