ドイツにたくさんあって、日本にないもの。

　　それは、写真にある様に手軽に食べれるギリシャ料理。

　ファミレスまでとは行かないけれど、安くて量が多くて
肉・魚介こちらもバランスよくメニューにあるのがギリシャ料理。

　だからドイツ人では
大勢で食事の場所を決める時などに
「何食べる？」ってなった時に、ベジタリアンの人が
居たりしても大丈夫だし、じゃあ、ギリシャにする？ってなる事が
多い。うちのドイツ人相方の家族や親戚で集まる時も甥っ子たちも
大好きだし、大抵ギリシャ料理で決まり。

　写真の料理は、ポピュラーなギリシャ前菜、ドルマダキァ。

　ワインの葉っぱで玄米を包んでオリーブオイル漬けにしてある。
缶詰でも売られていて、私はよく持って帰ってくるのだが、
お店に寄っては完全手作りで、中を挽肉にして、お客様に
出す前に暖かいクリームソースを掛けてくれたりする。

　ユーロが高い今、ギリシャ料理には本当に助けられている。
ギリシャワインもサクッと軽い感じで飲めてお得。

　日本だとかしこまったギリシャ料理が多いし、お値段も高い。
そして都市部に集中していてかなり探さないとない感じ。

　日本人のお客様がドイツ料理に飽きた頃、ギリシャ料理って
安いし美味しいし、私たちには食べやすいお料理がたくさんですよ
と行って連れて行くと、皆初めて食べたけど本当に美味しい！と
喜んでくれる。私は自分が食べたいのもあって、
最近同行出張ではよくギリシャ料理屋さんを利用する。

　たんまりと食べて飲んでチップ込みでも一人夜で
２０ユーロもあれば充分。特に日本人の食べる量を考えたら
前菜盛り合わせなど、メインもうまくシェアして食べて調度良い位。

　ヨーロッパに行く機会がある方、是非ギリシャ料理をお試しあれ。