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ドイツ式ホットワインと通訳者の隠れた必需品

フレッヒ

通訳・翻訳者リレーブログ

 この度より、リレーブログに参加させて頂きます独語通訳者のフレッヒです。
 通訳者としての本音、日常を、ガツンとこのブログで初回からぶちまけたい所ですが、特に大きなプロジェクトのお仕事が終った直後と言うこともあり、今ぶちまけてしまうと、とんでもない事になりそうなので、徐々に出し惜しみしていく予定でございます。
 今、この原稿を書いてる時点で、3連休の最終日の日曜日ですが、夜が冷えてきたのもあって、我が家ではそろそろホットワインの季節かな〜と準備を始めている所です。
 ドイツでは、クリスマス時期になると、街の至る所に、このホットワイン「GLUEHWEIN・グリューワイン」のスタンドが出て、冷えた体を冷やすのに一杯引っ掛けているドイツ人をよく見かけます。
 最近日本でもこのドイツのグリューワインが知られてきて、瓶詰めで温めれば良いだけの物も売られていますが、やはり自分で香辛料・フルーツを混ぜて作るとインスタントの物とは全く違った美味しさが出ます。
 写真にある、グリューワイン用香辛料ミックスはティーパック状になっていて大変便利。これに赤ワイン・りんご・オレンジ・干し葡萄・砂糖・シナモン等を適量に入れ、沸騰直前まで煮込み出来上がり。残念ながら、この優秀ティーパックはまだ日本では見かけたことがありません。友人に頼んだり、出張の時にドイツのスーパーで買い込みます。
 私はドイツ人も心配するほど、お酒が大好きなので、このグリューワインに最後アマレットを少し入れて飲むのが大好き。独特の甘い香りが更に体と心をも温めてくれます。
 グリューワインは体を温めるだけでなく、いろいろな香辛料・ハーブが入っているので喉にも良いのです。また、喉に良いといえば、こののど飴。
 私は勝手に通訳者の必需品と豪語して「龍角散のど飴」を常に持ち歩いているのですが、この龍角散、コンビニで売っているスティック状の物ではいけません。スーパーに売っているチャック式の大袋お徳用バージョンの方が、べたつき感もなく、なめやすく、量もお得です。職業柄?話しすぎて、声帯ポリープもやったくらいですし、またイベント設営時の建築通訳など、埃まみれの現場で通訳をする機会も多いので、いつも携帯しています。日本人クライアントには、おばば飴と馬鹿にされましたが、乾燥した機内で試しに舐めて見て下さい!と配ったら大好評。今、密かに私の周りで龍角散ブームが起きてます・・・。
 今晩は、これから電話会議を控えているので、こののど飴で乗り切り、グリューワインで芯まで温まって大好きな請求書書きもさっさと終えてしまおうと思っております^^

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記事を書いた人

フレッヒ

高校時代をドイツで過ごし、日本の大学を卒業後、再び渡独。ドイツでの日本企業勤務を経て10年前よりフリーランスドイツ語通訳者として活躍。車関係全般・ジュエリー・スポーツ関係・整形外科分野を得意とする。普段はワイン・焼酎をこよなく愛し、庭で取れたハーブやジャガイモで主人や友人達とBBQしながら休日を過ごすのが大好き。そして大の八重山諸島フリーク。

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