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アニマルコミュニケーター続

通訳・翻訳者リレーブログ

志村どうぶつ園に出演したアニマルコミュニケーターのジョイスさんが3回目の来日をしました。彼女は毎回誰の犬と会うのかは全く知らされていません。ところが彼女が犬か聞き出す飼い主の情報、生活環境などの描写は、驚くべきもので、スタッフは毎回うなってしまいます。八代亜紀さんは最近新築の家に引っ越されました。ゴンタ君の目から見た家は4階か5階、階段があって、床は絨毯ではなく音のする材質で滑りやすい、家(実際は事務所も一緒のビル)は人の出入りが多く、配達の人も頻繁に来る。前の家は寝室に入れたのに、新居はゴンタ君の部屋が別で、とっても寂しい思いをしている。(実際にゴンタの部屋は別の階)犬の見える物、感じる事などが彼女の頭には見えるようです。もっと驚きが宇梶さんの方です。家の前にはなにか公園のような草地が見える(宇梶さんの家は多摩川の土手の上)外に行く時は革ジャン、家ではジャージを着てビールを飲んでいる。ここまでは普通なのですが、凄いスピードで無謀な運転をする、とか、彼は“born to be wild”のような感じとまで表現したのです。以前暴走族のリーダーだと知っている方なら驚くのも当たり前です。宇梶さんの事が大好きなロッタちゃんは、娘さんに大変嫉妬心を感じている。注意を引く為に目の前の川に飛び込み泥んこになる。そうすれば宇梶さんが綺麗に洗ってくれるから。情報は次から次へと出てきます。そこで、私は考えました。この番組の中で、おつかいに行くチンパンジーのパン君と犬のジェームス。”パン君の本心は?ジェームスはいつもパン君に引っ張られてあっちこっち連れまわされてどんな気持ち?“でもきっと制作側はそんな事聞きたくないですよね。”僕達もう嫌だよー。絶対お使いはやりたくない!“とか言われたら番組的が成立しなくなってしまいますから。
志村さんはこのぬいぐるみを気にいったジョイスにプレゼントしました。志村さんは優しいです。

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記事を書いた人

大学在学中に通訳デビュー。外資系企業勤務を経て、フリーランス通訳者に。会議はもちろん、音楽、舞台、映画などの分野でもひっぱりだこ。クライアントからの指名率も高い。

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