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ポートランド

Hubbub from the Hub

通訳・翻訳者リレーブログ

先週は3日間の休みを取って、ボストンから約2時間半の所にあるメイン州、ポートランドへ行ってきました。メイン州を訪れるのは初めての経験でしたが、「ロブスターが美味しい」という噂を何度も耳にしていたので、リラックス休暇であると同時に、美味しいロブスターを堪能するのが目的でした。

ポートランドは他のアメリカ北東部の都市と同じように歴史の深い街で、かなりヨーロッパの雰囲気が色濃く残っています。石畳の細い道や、ボストンとも少し違う色のレンガを使った家など、歩いていると典型的なアメリカの都市とは違った雰囲気を味わうことができます。街自体はメイン州最大の都市でありながら、端から端まで徒歩20分程度で行き来することができるので、ゆっくりと散歩しながら気になる古本屋に入ってみたり、コーヒーを飲んだり、休暇をとるには非常に適した場所です。古本屋がなぜか多く、1キロ四方位の街に、10件近くの店舗があります。何冊か掘り出し物を見つけてきました。

食事は非常に美味しく、クラムチャウダーなどの海の幸を使った料理が豊富です。もちろんロブスターも絶品でした。レストランでは「1ポンド(500グラム弱)のロブスターが欲しい」「4ポンドのロブスターが欲しい」というように、ロブスターの重さを指定することができます。2ポンドのロブスターを大満足しながら楽しみましたが、隣のテーブルに運ばれた4.5ポンドのロブスターの巨大さに驚きました。

メイン州の人は親切というイメージを、多くのアメリカ人が抱いています。実際に道を渡ろうと車の流れが途切れるのを待っていると、すぐに車が止まってくれます。ボストンでは考えられない光景です(ボストンの人は、車に乗ると性格が変わります)。コーヒー屋のカウンターで働くお姉さんも、古本屋のお兄さんも、非常に気さくでした。

日本からの観光ではあまり訪れる機会のないポートランドですが、品川区の姉妹都市でもあり、もし北東部を訪れることがあれば、是非お勧めの街です。

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Hubbub from the Hub

幼い頃から英語に触れ、大学在学中よりフリーランス会議通訳者として活躍、現在は米国大学院に籍を置き、研究生活と通訳の二束のわらじをはいている。

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