ENGLISH LEARNING

「スモールトーク」に”small talk”はNG!

ハイキャリア編集部

通訳者は聞いた!現場で飛び交うNG英語

○月○日、旅行会社に勤めているTさんは、息抜きのために休憩エリアでコーヒーを飲んでいました。
そこに外国人の同僚が通りかかったので声をかけましたが、その時、通訳者AはNG英語を聞いてしまったのです。

◆NG文◆ ‥‥‥‥‥+
Hi Kim, let’s have a small talk.
(やあ、キム。ちょっとお喋りでもしませんか。)
+‥‥‥‥‥+

「スモールトーク」というとちょっとした世間話を思い浮かべるかもしれませんが、上記のような言い方ですと、「これから何かネガティブな話をされるのでは…?」というように相手は身構えてしまいます。

◆オススメ英語◆‥‥‥‥‥+
Hi Kim, let’s have a chat.
(やあ、キム。ちょっとお喋りでもしませんか。)
+‥‥‥‥‥+

≪ポイント解説≫
「スモールトーク」というのは英語ネイティブの中では「世間話」に限定したイメージではなく、ちょっとした小話というニュアンスになります。
つまり、”Let’s have a small talk.”は”I have something to talk to you about.“「ちょっと話したいことがあるのですが…」とほぼ同意義になります。ちょっと話がある、と言われると聞き手は身構えてしまいますよね。

代わりに以下の表現を使うと「ちょっとした楽しい会話をしたい」というニュアンスになります。

■chatを使う
→chatには「くつろいで親しげに交わす会話」のニュアンスがあります。
例) Let’s have a chat.
(ちょっとお喋りでもしませんか。)

■会話を促す質問文を使う
例) What’s new? / What’s up? / What have you been up to?
(最近どうですか?)

 

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ハイキャリア編集部

テンナイン・コミュニケーション編集部です。
通訳、翻訳、英語教育に関する記事を幅広く発信していきます。

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