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クライアントインタビュー Vol.2  株式会社ゴルフダイジェスト・オンライン様

ハイキャリア編集部

翻訳者インタビュー

(写真左から)テンナイン・コミュニケーション 松本、ゴルフダイジェスト・オンライン 平尾様、ゴルフダイジェスト・オンライン 今岡様

 

「PLAY YOUR LIFE」をブランドスローガンに掲げ、ゴルファー向けに情報発信やオンラインサービスの提供をおこなっている株式会社ゴルフダイジェスト・オンライン様(以降、GDO)。英語版コーポレートサイトのリニューアルに伴い、テンナイン・コミュニケーションは日英翻訳を担当させていただきました。そこで今回は、弊社にご依頼くださった経緯や翻訳サービスへの感想などについて、翻訳部コーディネーターの松本がGDO ブランドコミュニケーション本部の今岡様と社長室の平尾様にお話を聞いていきます。

プロジェクト概要

【業種】 スポーツ/エンターテインメント
【内容】 コーポレートサイトの日英翻訳
【目的】 海外投資家へ向けたブランディング活動
【数量】 85,000文字
【期間】 4ヶ月

今回の話し手

株式会社ゴルフダイジェスト・オンライン
ブランドコミュニケーション本部:今岡 涼太様
社長室:平尾 規子様


【株式会社ゴルフダイジェスト・オンラインについて】

ゴルフ場予約やゴルフ用品の通販、ラウンドのスコア管理や分析、最新のゴルフニュースの発信など、ゴルフ関連のあらゆるコンテンツを集約させたポータルサイト(https://www.golfdigest.co.jp/)の運営企業。オンラインサービスだけでなく、ゴルフレッスン事業や練習場事業、ゴルフ場運営にも参入しており、全国のゴルファーのニーズに応える多種多様なサービスを展開しています。


【英語ページの拡充で、世界からの信用を得る】

——この度はコーポレートサイトのリニューアルに際し、日英翻訳をご依頼いただきありがとうございました。弊社では最近、私も含めゴルフを始めるスタッフが増えているので、こうしてGDO様と一緒にお仕事ができて嬉しいです!

平尾:今回はテンナインさんのご協力もあり、日本語と英語の両方のページを無事に公開することができました!きめ細かに対応いただきありがとうございました。

——では早速ですが、コーポレートサイトをリニューアルした目的と経緯から教えていただけますでしょうか。

今岡:目的はやはり、GDOの理念や企業活動を多くの人に知ってもらうため。情報整理であり、ブランディング活動の一環です。本当はもっと早めに取りかかりたかったのですが、毎日のようにコンテンツを追加するサービスサイトとは異なり、更新頻度の少ないコーポレートサイトはどうしても後回しになっていました。

ただ数年前に、ブランディング推進室(現:ブランドコミュニケーション本部)が発足。採用ページやブランドサイトをつくっていく中で、徐々にブランディングの重要性が社内に広まっていきました。そして2023年に社内体制が整いまして、やっとコーポレートサイトのリニューアルに踏み切ることができました。

——ブランドコミュニケーション本部として念願のプロジェクトだったわけですね。英語ページも一緒につくり込もうと思ったきっかけは何だったのでしょうか。

今岡:実は、GDOは海外ビジネスにも力を入れています。2017年にアメリカ現地法人を設立し、翌年にはゴルフレッスン事業をおこなう米国企業「GolfTEC Enterprises LLC」を子会社化。その後、米国のSkyTrakグループから、ゴルフ用弾道測定器事業を譲り受けました。このような活動をおこなっているため、GDOの事業に関心をもっている海外の投資家も少なくありません。彼らに対して事業内容やブランドメッセージを英語でしっかりと伝えられるように、翻訳会社を使うことにしました。

平尾:日本国内なら多くのゴルフ関係者がGDOを知ってくださっていると思いますが、海外ではまだまだ。知名度が低いうえに英語の説明もなければ、海外のステークホルダーから信用を得ることは難しいですよね。しかし、コーポレートサイトの英語ページができることで、GDOへの理解が深まりますし、きっと安心していただけるはず。世界から信用される会社になることも狙いの一つでした。

【会社の「思い」と「熱」が伝わる文章を求めて】


——海外からの信用を得るためには、どのような情報を載せるようにしましたか?

今岡:事業内容やIR情報、海外ビジネスの展望はもちろん、日本国内でおこなっている活動などですね。

平尾:ゴルフに関係することなら何にでも取り組むのがGDOの基本姿勢。個人的にはそこに面白さを感じています。そんなユニークな印象も英語ページで表現したかった。だから、会社の活動やゴルフ関連のイベントレポートをまとめた「ストーリー」という記事コンテンツを日本語版と英語版のどちらのページにも掲載しています。現在100記事以上あるので、英語ページではよりGDOの雰囲気を感じてもらえそうな記事を抜粋しました。

今岡:それで言うと、GDOの哲学やミッション、ビジョン……私たちの活動の源泉となる「思い」の部分を、日本語でも英語でもしっかり伝えていきたいという気持ちも強かったですね。

——その「思い」の部分をしっかりと伝えるために、弊社を含めて翻訳会社2社によるコンペがありましたね。普段から翻訳業務のご依頼でやり取りしていますが、改めてGDOさまが言葉を大切にされている印象を受けました。

平尾:テンナインさんとは、サイトリニューアルのご相談をする前から会議通訳や字幕翻訳でお世話になっていましたが、表現の部分で妥協はできません。英語のページもより良いものに仕上げるために、他の翻訳会社にも声をかけさせていただいてコンペという形にさせていただきました。

——弊社のことは、どのようなポイントで選んでいただいたのでしょうか?

平尾:一番は英訳文のクオリティ。ミッションやビジョンに加えて、先ほどお話しした「ストーリー」にも、代表の石坂の言葉がたくさん使われています。そのため、選定時に重視したポイントは、代表の思いやそこから紡がれる言葉を適切なニュアンスで訳せているか、魅力的に表現できているか。最終的には代表が自ら英訳文をチェックして、テンナインさんにお願いすることに決めました。

——納品したものの中で「魅力的に表現できている」と感じた文章はありますか?

平尾:宮古島ロックフェスティバルにおけるゴルフイベントの記事タイトルです。日本語では「ドレスコードは水着とビーサン? 海風とロックに包まれた南の島でフルスイング!」ですが、ご提案いただいたのは「No Shirt? No Shoes? No Problem!: Tropical Breezes and Rock Music Put Golf in Full Swing!」。「正確さよりも、もっと臨場感がでるように訳しました」とキャッチ―なタイトルにしてくださったので印象に残っています。GDOの雰囲気にも合っていますし、記事の世界観もちゃんと伝わるように考えてくださっているのだなと感動しました。

【協力し合える関係こそが、クオリティを高める秘訣】


——今回の翻訳対応について率直な感想もお伺いできますでしょうか。

平尾:担当してくださった翻訳者はアメリカ在住の方でしたよね。スケジュール調整や原稿確認など、コーディネーターが丁寧に進めてくださったので、安心してお任せすることができました。単語のニュアンスや訳し方について質問した際も、きちんとご説明いただけたのも良かったです。やり取りを続ける中で、テンナインさんの翻訳チームがしっかりと英訳文の伝わり方を推敲して「これなら大丈夫」と確認してくださっている様子を感じることができ、とても心強かったですよ。

——今回は、日本語の細かいニュアンスまで理解できる英語ネイティブ翻訳者をアサインしました。ライティングスキルも高く、GDO様のご希望にぴったり。しかし、優秀な翻訳者は抱えている案件が多い分、お待たせしてしまうことも少なくありません。GDO様はその点をご理解してくださり、納期についてもご調整いただけたからこそ、質の高い翻訳を提供できたと思っています。

今岡:スケジュールについては五月雨式に納品していただいたりと、折衷案をつくることでカバーできましたね。公開日に必要な情報は揃っていましたし、特に問題はありませんでしたよ。

——最後に、テンナイン・コミュニケーションへのご要望などはありますか?

今岡:無事にコーポレートサイトをリニューアルできたものの、英語版のページはまだまだ発展途上。今後しばらくは「ストーリー」の記事数をどんどん増やして、コンテンツを充実させていくフェーズになると思っています。だから、クオリティとコストのバランスを考慮しつつ、もう少しスピード感を意識して英訳を進めていきたい。短納期でもクオリティを保てるようなサポートをしていただけると嬉しいですね。

——なるほど。弊社としては、「人」と「機械翻訳」を組み合わせることでスピード感を重視した対応がご提案できます。例えばGDO様の場合、代表の言葉や記事タイトルなど、日本語のニュアンスを大切にしたい文章は翻訳者が人力で対応。最低限事実が伝わればOKというものであれば、機械翻訳に任せることで作業効率を上げることができます。さらに、用語集をつくって機械翻訳に読み込ませれば、表記ゆれや誤訳も事前に防げますよ。

平尾:記事コンテンツ制作やサイト改修でまた翻訳対応が必要になる際は、そういった進め方も選択肢に入れていただけると嬉しいです!

——もちろんです!柔軟に対応しますので、ご要望があればいつでもお聞かせください。本日は貴重なお時間ありがとうございました。

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ハイキャリア編集部

テンナイン・コミュニケーション編集部です。
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