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長崎往復2800キロのキャンプ旅

工藤浩美

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皆様ゴールデンウィークはいかがお過ごしでしたでしょうか?私はアンディ&マリーを連れて家族で長崎まで往復2800キロ、8泊9日キャンプをしながら車で旅をしました。私にとってはチャレンジングで、記憶に残る、新しい発見の毎日でした。3回ぐらいに分けてこの旅のレポートをしようと思います。

思い立ったきっかけは81歳になる母親にアンディ&マリーを会わせであげたいという気持ちからです。フレンチブルドックのように短鼻犬は飛行機に乗ることが出来ません。そこで車でキャンプをしながら長崎まで往復しようと思いつきました。1日400キロから500キロ走る計算で、1泊目は箕面キャンプ場、2泊目は岩国のキャンプ場に泊まり、3日目下関から関門海峡を渡った時には感動しました。

今回は車にすべて積み込んでの旅だったので、荷物はなるべくコンパクトにしました。小さなテント、折り畳みのテーブルと椅子、そしてキッチン道具は最小限にアラジンのガスコンロと、ギガパワーストーブのみ。後小さな焚火台です。キャンプ場に着くとまずアンディ&マリーを固定して、位置を決めてタープを立て、その後テント、最後にキッチン周りです。最後は全ての工程を30分ぐらいで設営出来るぐらいキャンプスキルが上がりました。

今までは雨予報の日はキャンプを諦めていたのですが、今回は雨でも途中で投げ出す訳にはいかないので、パタゴニアでレインウェアの上下を買い、新しくタープを購入しました。結果雨の日も濡れることなく快適に過ごせたと思います。

5月とはいえ夜の湖畔や雲海近くのキャンプ場はかなり冷え込みます。0度までは対応できるように防寒対策していたので、体調を崩すことなく無事に戻ってこれました。夜明け前テントから夜空を見上げると、近くに星がたくさん輝いていました。毎朝朝日と共に起床。途中ほとんど渋滞もなく九州上陸できました。今までは長い休みがあると海外に出かけたりしていたのですが、こうやってゆっくり車で日本を回ってみて、改めて日本は本当に美しい国だと思いました。

 

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工藤浩美

白百合女子大学国文科卒業後、総合商社勤務。
その後通訳・翻訳エージェントに2社、合計11年間勤務。通訳コーディネーターとしてこれまでに数百件の通訳現場のサポートを行なう。 2001年7月に株式会社テンナイン・コミュニケーションを設立。趣味はシナリオ執筆。

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