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2拠点生活のススメ

工藤浩美

工藤浩美の東へ西へ

コロナ禍で2拠点生活を始めている人が増えていると聞いています。キャッシュフローで持っておくより、2拠点生活でその土地で出来たものを食べて人生を楽しむほうが、地方再生になって経済も回るし、何倍も楽しい。

 そんな2拠点生活を視野に入れて、平日は東京で会社を経営し、週末は八ヶ岳の麓で畑をやっている友人夫婦がいます。近い将来八ヶ岳に家を購入を考えているそうです。そんなご夫婦からご招待されて、週末遊びに行ってきました。宿泊は畑の横のログハウス。玉ねぎの収穫を手伝わせてもらい、お土産も沢山いただきました。取り立ての玉ねぎはラタトゥイユに入れたり、お魚のホイル焼きに添えたり、オーブンでまるごとチーズと一緒に焼いたりと、どういう食べ方してもとても美味しい。

 また八ヶ岳に行ったらどうしても立ち寄りたいお花屋さんがありました。私は先代アンディエルをお空に送ってから、毎週小さな花束を買という新しい習慣ができました。八ヶ岳のフラワーズフォーレナ(http://www.flowersforlena.com/)というお花屋さんがあって、ずっと一度訪れてみたいと思っていました。

 想像通りとても素敵なお店でした。店内は彩の綺麗なお花で溢れかえっていました。このお店の特徴は生花だけでなく、ドライフラワーを扱っているところです。敷地の奥にはドライフラワーを作るためのログハウスが建っており、大きな乾燥機が回る音がしていました。自分で綺麗に色を残しながらドライフラワーを作るのはとても難しいので、こういうお店があると嬉しいですね。

 この日はちょうどマリーの11歳の誕生日で、大自然の中で、きれいなお花に囲まれて友人夫婦にお祝いしてもらいました。

 

 

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工藤浩美

白百合女子大学国文科卒業後、総合商社勤務。
その後通訳・翻訳エージェントに2社、合計11年間勤務。通訳コーディネーターとしてこれまでに数百件の通訳現場のサポートを行なう。 2001年7月に株式会社テンナイン・コミュニケーションを設立。趣味はシナリオ執筆。

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