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ランニングを卒業しました!

工藤浩美

工藤浩美の東へ西へ

ランニングを卒業することにしました。

理由はドクターストップ!2年前のマラソン前後から痛めた左股関節は、ストレッチや治療でずいぶん良くなっていました。何とかもう一度走りたくて、病院や整骨院、マッサージに通ったり、毎日自分でストレッチしてみたり、日常生活を送るには、ほとんど痛みが取れるところまできました。

ただ走ってみると、やっぱり痛みが出るので、再び病院でレントゲンを撮ってもらいました。結果は2年前より少し悪くなっていました。ランニングやウォーキングのように股関節に体重をかけるスポーツは、私にはあまり勧めないとのこと。生まれつき臼蓋(きゅうがい)形成不全といって、左股関節と脚のはまりが浅いらしく、それが大きな原因のようです。一生自分の脚で歩きたいので、きっぱり諦めました。実際のところ走りたくても、それは気持ちだけでほとんど走れていない状態です。

40代後半でマラソンに初挑戦。それまでスポーツ経験はゼロ、最初は10分も走れなかったのですが、3ヶ月後にホノルルマラソンに初参加。1度だけの挑戦のつもりが、マラソンの魅力にすっかりはまりました。マラソンには一度完走してみないと分からない魅力がいっぱいあります。

思い出すだけでもホノルル2回、ニースからカンヌを横断するマラソン、アラスカの白夜マラソン、ボルドーのメドックマラソン、フロリダのディズニーワールドマラソン、ゴールドコーストマラソン、カナダ、ベルギー、グアム、台湾、セブ島、北海道、軽井沢、五島列島夕焼けマラソンやそして最後が東京マラソンでした。フルマラソン35キロ過ぎは経験したことのないような筋肉痛が襲ってくる時もありますが、走り終わってみると、本当に気持ちいい。タイムは遅いのですが、何とか参加したマラソンは全て完走しました。もちろんコロナで今はやっていませんが、世界中には面白いマラソン大会がいっぱいあって、時間と体力があったら走ってみたいマラソン大会はいっぱいあります。

ランニングを通して、沢山の友人が出来ました。仲間と練習すると、自分だけでは走れない距離も踏むことができます。

もう走らないのかと思うと、正直寂しい気持ちでいっぱいになりました。でも人生大体のことは何とかなる!走れなくても、大したことではない。

決心した病院の帰り道、ルルレモンに立ち寄って、新しくヨガマットを購入。翌日近所のピラティスに入会し、プールも見学しました。一度決めたら行動が早いのは昔からです。

 

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記事を書いた人

工藤浩美

白百合女子大学国文科卒業後、総合商社勤務。
その後通訳・翻訳エージェントに2社、合計11年間勤務。通訳コーディネーターとしてこれまでに数百件の通訳現場のサポートを行なう。 2001年7月に株式会社テンナイン・コミュニケーションを設立。趣味はシナリオ執筆。

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