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ウクライナへ応援メッセージを!

工藤浩美

工藤浩美の東へ西へ

先週の金曜日弊社にウクライナ語の翻訳依頼がありました。予算が少なく支払いの方が高くなってしまうので通常ではお引き受けできなかったのですが、担当者より人道支援の観点から引き受けることはできないかと相談があり、私も快諾しました。現場からそういう声が上がったのが、本当に嬉しかった。

そしてこのご依頼をヒントに、ウクライナへの応援メッセージをウクライナ語に翻訳して現地に届けようというプロジェクトが立ち上がりました。翌日には企画書があがり、すぐに形にして発信しました。このスピード感もテンナインらしいと思いました。

私たちはずっと言葉に携わる仕事をしています。言葉はその国の歴史や文化、そして日々の生活習慣の中から生まれます。私たちはただ縦を横に翻訳するのではなく、言葉と言葉の間に込められた思いまで翻訳するのが、本当のコミュニケ―ションだと思っています。

連日ニュースに映し出されるウクライナの状況に胸が痛みます。普通の生活が一瞬にして消えてしまう恐怖は想像できません。どんな大義も戦争をしていい理由にはならないし、人の命は何よりも尊いと思っています。私たちは武器や食料を送ることはできませんが、言葉が持つパワーは無限だと思っています。

 

是非下記アドレスにウクライナへの応援メッセージをお願いします。テンナインが翻訳して現地にお届けします。

ganbarouukraine@ten-nine.co.jp

 

下記プレスリリースです。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000016.000032483.html

 

Written by

記事を書いた人

工藤浩美

白百合女子大学国文科卒業後、総合商社勤務。
その後通訳・翻訳エージェントに2社、合計11年間勤務。通訳コーディネーターとしてこれまでに数百件の通訳現場のサポートを行なう。 2001年7月に株式会社テンナイン・コミュニケーションを設立。趣味はシナリオ執筆。

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