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ブラジル訪問記 その1

背番号8

通訳・翻訳者リレーブログ

祝!予選1位突破!(時候の挨拶)と言うことでジーコ監督の  インタビュー、あの長いコメントをよく通訳の方は全部覚えていられるなあ、メモ取ってる様子も無いのにすごいなあ、と逐次通訳の苦手な私はいつも感心して見ております。

ブラジルに行った際”子供達が海岸でぼろぼろのボールでサッカーをしている光景”を見てよしそれでこそ南米と喜んでいたところ、せいぜい小学生くらいと思われる子供達の異様に巧いボールタッチを確認した瞬間その笑みもフリーズ。なな何だそのトラップは。何だその切り返しは。しかも全員裸足だし。全員Jリーグ 入団テスト最年少合格間違い無し、みたいな。ちょっと混ぜて
もらったのですが砂に埋もれてた何かのカケラを踏んであっさり
リタイヤ。ああすまん都会っ子なもので…。

実はその時はパンタナールという野生動物と自然の宝庫と謳われているブラジルの大湿原を見に行くのが目的だったのですが、最寄りの町で現地ツアーを申し込んだ際1週間にしてはえらく
安いなと思ったものの(ここで気付くべきだった)その理由はすぐに明らかに。まずは軽トラックに乗せられて(しかも人数オーバーで座れず全員荷台に立ち乗り..ずっとドナドナがバックに流れている)何もない平原を移動5時間。途中道が倒木でふさがれて
いたため車を止めるとその倒木がするすると横に移動。ただの
アナコンダでした(J.Lo)。…あれは大きな動物を食べるのでは
なかったか?確か?(←あんまり考えないようにする)。

疲れて全員何がなんだかわからなくなった頃に目的地に(ってもただのジャングルですが)到着。川のそばにテントを張り各自 寝袋の支給。もちろん電気・水道無し。いやだから私都会っ子 なんだってば…。泣く泣く川に歯を磨きに行こうとすると「足元踏まないように気を付けてねー」「?」下を見ると何かの目が光ってる→ワニ。気が付くと周りワニだらけ。ワニ一年分。現地のガイドは「噛まないから大丈夫!」ときっぱり言い切るものの説得力は いまひとつ。「ベジタリアンだから」いやそのギャグおもしろくないから…。

その2に続く…。

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記事を書いた人

背番号8

イギリスに長期留学後、インハウス通訳者として数社に勤務。現在は、フリーランス通翻訳者として活躍中。若手通訳有望株の一人!

END