BLOG&NEWS

ラジオ体操

みなみ

通訳・翻訳者リレーブログ

 今月に入って、週1回のペースで鍼治療に通っています。長年の酷使がたたって、右腕の手首から肘の筋がどうにもはって、痛くなってしまったからです。

 症状はじーんと慢性的に痛くて、特に手を伸ばして物を取る、という作業が苦痛。洗濯物を洗濯機から出したり、スーパーの買い物で棚から物を取る、ということが痛くて、右手ではできません。このまま症状が進んだらどうなるのだろう、と思っていたところに、日本人の鍼灸師がいる、しかも病院が我が家から車で10分という近距離、という情報を教えてもらい、さっそく予約を取って行き始めました。

 行く前の患部は、素人の私でもはっていたのが分かりましたが、2回目の鍼の後、ふわっと柔らかくなってきて、痛みも和らいできました。鍼、マッサージ、吸い玉と、たっぷり1時間、やってもらいます。ニュージーランドにいながら、こんな素晴らしい治療を受けられる日が来るとは、なんと有り難いことでしょう。

 この腕の痛みはPC作業のせいだと思っていたのですが、根本的な原因は長年の首の凝りから来ているそう。「マッサージしても、しても、まだまだ中心に堅い凝りが残っている」とのこと。さらに、左肩胛骨の下部も痛くて、てっきり寝違えが長引いていると思っていたら、「この部分は腰につながっているので、腰のはりから来ている」とのこと。

 で、とにかく何か運動した方がいい、とアドバイスをもらいました。自慢でないですが、ほんとに、体を動かすことをしていないです。汗を流す、といったら、運動ではなくて、庭の草取りです。

 そこで、数年前に買って放置していたラジオ体操のCDを取り出して、やることにしました。ほかの翻訳者の方のブログで、ラジオ体操は体の各部を動かすので非常に優れている、という趣旨のことが書いてあって、ラジオ体操のCDを買ってやり始めたことがあったのです(このときも、何かしなくては、と思っていた)。でも、ほんの数回しただけで、すぐにやめてしまいました。典型的な三日坊主です。

 そういえば随分前に、ラジオ体操について、日本人ならみんなできる、音楽に合わせてやる体操、と説明して、そのとき周囲にいた日本人数人でやってみせたら、「すごい!ダンスみたい。それをみんなができるなんて、不思議」と驚かれたことがありました。

 この日本が誇る素晴らしい文化の一つ、ラジオ体操を今回こそ続けます。ここまで運動していなければ、ラジオ体操といえども、体にとっては大きな変化のはず。ラジオ体操と鍼の効果で、腕の痛みと共に、長年の肩と首の凝りを追い出したいと思います!

 

Written by

記事を書いた人

みなみ

英日をメインとする翻訳者。2001年からニュージーランドで生活。家族は、夫(会社員)、娘(小学生)、ウサギ(ロップイヤー)。

END