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夏時間終了!

みなみ

通訳・翻訳者リレーブログ

 オークランドは何十年ぶりかの雨が少ない、さわやかな夏でしたが、ついに先週の土曜日に、夏時間(Day Light Saving)が終了しました。
 昨年度までの夏時間は10月の第1日曜日から3月の第3日曜日だったのですが、夏をもっと楽しもう、ということで今年度から9月の第4日曜日から4月の第1日曜日に変更になっていました。お陰で、朝7時になってもまだ薄暗い、という状態でした。
 時間が切り替わる、というのはなんだか大変そうですが、こちらではごくごくスムーズに、切り替えが行われています。戸惑うのは、慣れていない観光客ぐらいでしょう。
 NZで夏時間が導入されている理由はただひとつ(たぶん)、夏を楽しむため! 夏時間のお陰で、真夏には夜も9時ごろまで明るいので、思う存分、戸外で過ごせます。ただ、7時になっても明るくて、夜という感じがしないので、ついつい晩御飯の準備が遅くなったりしますが。
 日本では夏時間の導入の話が出ても、環境への効果が薄い、とか、作業が煩雑、などの理由で結局ぽしゃっているようです。でも、NZでとどこおりなくやっているのですから、システムなどは大丈夫ではないでしょうか(あくまでも素人の見解ですが)。
 結局、日本では夏の日差しを楽しむほど、早い時間にお父さんが帰宅できるわけではないし、なにより、夏が暑すぎる、というのもあるかもしれないですね。
 それにしても、夏時間が始まった日に時計を1時間早めるのはなんだかわくわくしますが、夏時間が終わって時計を1時間遅らせるのは、「はあ、いよいよ冬かあ」とちょっとうんざりです。オークランドの冬は雨が多く、風が吹き荒れます。日本ほど気温は下がらず、雪が降ることはありませんが、とにかく気候が荒れるので、ひょうもめずらしくありません。また、湿気が多いので、カビが家のあちこちに発生するので要注意なのです。

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記事を書いた人

みなみ

英日をメインとする翻訳者。2001年からニュージーランドで生活。家族は、夫(会社員)、娘(小学生)、ウサギ(ロップイヤー)。

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