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味覚狩り!

パンの笛

通訳・翻訳者リレーブログ

 ここのところ、味覚狩りづいています。まずはりんご狩り。近所の子ども文化センターが企画したりんご狩りに、息子が行きたい!と言い出したので、普段なかなか付き合ってやれない罪滅ぼしの意味もこめて参加することに。我が家からたった4駅先の駅からちょっと歩いただけの場所なのに、どこまでも田園風景が広がっていて、時間もゆっくり流れていて、とても安らぎを感じました。りんごは今年はいまひとつ不作だったようで、「一人4個」の制限内であっても、鳥もつついておらず、虫も食っていないりんごを探すのは至難の業でした。
 その次には、息子の学童保育でお芋掘り。なんと子ども一人当たりの割り当ては5株! 5株分のさつま芋は大量です。毎年、お芋を掘るのは良いのですが、その調理法に苦慮するのです…。今年も今のところ、お味噌汁にするか、大学芋にするか、くらいしか思い当たらず、ハテ、どうしようかと悩んでいます。
 そして、最後はミカン狩り! 先ほど、まるで我が家の近辺に畑はまったくないかのような文を書きましたが、それは言い過ぎでした。ごめんなさい。我が家の地域も立派な郊外。近辺は梨や柿が名産です。そして、今回のミカン狩りの場所は家から徒歩5分ほどのミカン畑。梨や柿はおなじみでも、ミカン畑がこんなにそばにあるとは、全然知りませんでした。行ってみると、ミカンがたわわに実っていて、もいで食べてみると、お日様をたくさん浴びて育ったのがよくわかる、濃い味の美味しいミカンでした。息子と争ってミカンをもいで、一冬分のミカンを調達しました。
 普段は家、それも狭い書斎にこもって昼夜の別なく仕事をしている私も、こうして外に出て、自然に触れ、植物の持つエネルギーに触れたり、子どもとお日様の下で笑いあったりすることで、明日の仕事へのエネルギーが充電されます。今年は食料もたくさん収穫できたし、冬篭りもできそうです。
(写真はりんご狩りに行った日の空。抜けるような青さに、思わず写真を撮ってしまいました。)

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記事を書いた人

パンの笛

幼少時に英国に滞在。数年の会社勤めを経て、出産後の仕事復帰を機に翻訳を本格的に学習。現在はフリーランスの在宅翻訳者。お酒好きで人好き、おしゃべり好きの一児の母。

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