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満開の桜の木の下で@Washington D.C.

昼顔

通訳・翻訳者リレーブログ

まだまだ三寒四温のニューヨークですが、春の到来を実感するために、先週末泊まりがけでワシントンD.C.まで花見がてら車で出かけてみました。この時期のワシントンD.Cは、花見を楽しむための「桜まつり」なるものも毎年企画されています。Potomacをクルーズしながらの花見や夜桜と花火の饗宴なども催され、桜マップも作成。蕾のほころぶ具合さえもHP上で毎日アップデートされています。

いつが満開かというのはそれまでの天候のみぞ知るというとこですが、ここ10年間の平均では4月4日が満開とのこと。今年は平均通り、ぴたりと満開が週末にあたってくれて本当に幸いでした。

この桜の花は、1912年、日米の友好のために3,000本の苗木を日本からアメリカに贈られたことが由来となっているようです。それにしても桜並木が広がるTidal Basinの見事なこと!

上野公園のように、レジャーシートを朝から広げ、カラオケと一升瓶を持ち込んで、ネクタイをハチマキに歌いまくる輩(←間違いなく同国人でしょうし)がいたら…との懸念もありましたが、杞憂に終わってホッとしました。静かに桜の木の下で花を愛でる人たちが多くて安心しました。

先週末はワシントンD.C.の目抜き通りConstitution Avenueを歩行者天国にして出店が立ち並び大賑わいです。我が家はワンコ連れだったので敢えてあの人ごみに突入することは避けましたが、数多くのアメリカ人観光客が興味深そうに日本っぽい商品を手に取ってみたり、やぐらでの和太鼓や美空ひばりの演歌を歌う緑色のウイッグをつけた若者のステージにノリノリだったりと、アメリカならではの型にはまっていない(笑)楽しみ方でした。

そしてワシントンDCといえば、やはりホワイト・ハウスですよね。館の主はG20での欧州訪問中で留守でしたが、TVで見るそのままの優雅な姿にしばし感動。美しい館のオーラに圧倒されつつ、その主の今後の指導力、行動力に大いなる期待を抱いた瞬間でもありました。

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昼顔

外資系金融、在ジュネーブ日本政府代表部での勤務を経て、外務省職員として採用。帰国後は民間企業にてインハウス通訳者としてキャリアを積み、現在は日英仏フリーランス通訳者として活躍中。昨年秋からはNYに拠点を移す。趣味は数年前から再び始めたバレエと映画鑑賞と美味しいモノの食べ歩き。

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