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ああ夏休み

the apple of my eye

通訳・翻訳者リレーブログ

我が家の夏の恒例、沖縄旅行に行ってきた。家族で行くのは5回目だけど、今年ほど思い出に残る沖縄は初めてだった。
出発前に台風が3つ、1度にやってきた。出発3日前の午後、旅行会社から「今からでもキャンセル料ナシでキャンセルできますよ」と連絡が入る。天気図を見ると、飛行機に乗る日にどんぴしゃで沖縄方面にいそうな台風が1つ。もう1つは東京方面にも来そうな雰囲気……。今から旅行計画を全面変更? でもこんな直前、しかもお盆休みの時期に、めぼしい行き先はどこも空きがない。8歳の息子に相談しつつ探してはみたが……。
最終的に、息子の意見を汲みいれ「ギリギリまで待って、予約したフライトが欠航になったら考える」ことに。
予約したフライトは朝の6時過ぎという早いもの。前日は朝から1日中天気図と航空会社のHPをチェックして、問題の台風が何時にどの辺りに行きそうか、フライトの欠航は、と心配ばかりしていた。その日の午後7時台のフライトから出発し始め、臨時便も1便追加されたのを見て、親子で「やった!!」
蓋を開けてみたら、羽田発がやや遅れたことを除けばすべて予定通り、那覇の上空は晴れており、石垣島行きフライトも石垣港から目的地の小浜島までの船も、実にスムーズに乗り継ぐことができた。
実は去年もぎりぎり台風をやり過ごしての沖縄旅行。息子が4歳の年から毎年沖縄なのだが、一昨年までは保育園生だったので6月末の梅雨明けと同時に夏休みを取っていたのだ。それほど混雑していないし、天気はバッチリだし、お値段も安め。小学生になった去年から8月になってしまい、値段は高いわ2回とも台風の恐怖にさらされたわで、「来年からは沖縄はヤメ!」と宣言したものの……。
沖縄、楽しいのである。
今回は初めて離島に行って、「南国」をより一層満喫した。
海は信じられないほど美しく、色とりどりの魚たちと戯れ遊ぶ時間を過ごした。息子を始め親子3人、日焼けで真っ黒になってしまったが、夏の島を楽しんだ。
沖縄の人はタクシーの運転手さんも親切(かつ、お喋り)だし、ホテルの従業員もどことなくのんびりしていて、人懐っこい。気取りがない、というのか。
記憶がある限り夏休みは沖縄にしか行ったことがない息子はシーサーが大好きで、必ずシーサーの置物とシーサー柄のTシャツをお土産に買う。
お気に入りのおやつは、黒糖をまぶしたピーナッツ。海で塩っ辛くなった口にとても合うのだ。サンピン茶とも、相性ピッタリだし。

来年はどうするか、1年かけて考えなければならない。

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the apple of my eye

日本・米国にて商社勤務後、英国滞在中に翻訳者としての活動を開始。現在は、在宅翻訳者として多忙な日々を送る傍ら、出版翻訳コンテスト選定業務も手がけている。子育てにも奮闘中!

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