ENGLISH LEARNING

”Are you OK?”はNG!

ハイキャリア編集部

通訳者は聞いた!現場で飛び交うNG英語

○月○日、A社では新製品のプロモーションについて打ち合わせが行われていました。
最終的なプランについて、会議参加者の中で合意に至った後、社員Aさんが上長に最終承認のために聞いた一言の中に通訳者AはNG英語を聞いてしまったのです。

◆NG文◆ ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+
We’d like to go with the plan A. Are you OK?
(プランAでいきたいと思います。OKでしょうか?)
+‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+

Are you OK? ではOKの許可を求める意味にはなりません。
基本的には「大丈夫ですか?」という体調を聞く質問になってしまいます。

◆正しい英語◆‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+
We’d like to go with the plan A. Is that OK?
(プランAでいきたいと思います。OKでしょうか?)
+‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+

≪ポイント解説≫
Are you OK?は主語(you)の状態を聞いている質問なので、体調を聞く質問です。
ここでは主語を「that=それ(前文の内容)」とする必要があります。
その他に「これでよろしいでしょうか」という意味で
相手の承認を求める表現は以下があります。

・Is this/that OK with you?
・Are you OK with this/that? ※with this/thatをつければare you OKは使えます。
・Is this/that all right?
・Is this/that all right with you?
・Would this/that be OK? ※より丁寧
・Would this/that be OK with you? ※より丁寧

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ハイキャリア編集部

テンナイン・コミュニケーション編集部です。
通訳、翻訳、英語教育に関する記事を幅広く発信していきます。

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