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北海道だな〜

さるるん@ロシア

通訳・翻訳者リレーブログ

この数日、函館は涼しいというより、肌寒い。
昨日は一日中冷たい雨が降り、長袖で過ごしたほど。暑い日はそれなりに暑いけれど30度を超えることはない。快適。ぺこたんさんがブログで「夏に強いとか冬に強いとか、体温調節とか汗腺とか汗穴の数とか、そういうことは、身体が形成される年代に、どういう地でどういう過ごし方をしたかに、左右されるのでしょうか?」と書かれていたけれど、能動汗腺(実際に汗をかいて体温調節の働きをする汗腺)の数は幼年期に過ごしたところの気候で決まるとか。私の体は函館仕様。東京で夏を過ごすには、能動汗腺が足りません!(でも、みなみさんの情報によると大人になってからも体温調節能力は変わり得るのですね)

この夏は6週間函館で過ごすのだけれど、思えば、こんなに長く実家で過ごすのは社会人になってから初めてのこと。函館そして北海道を再発見するような気分である。

先週、娘と札幌に行ってきた。モスクワから引越した娘のお友達(双子の男の子!)に再会するために。丸二日、三人は目いっぱい走り回って遊び、母たちはバテバテになった。その分、最後に大通り公園のビアガーデンで飲んだビールがおいしかったけど。

札幌には何度か行ったことがあったが、旧道庁の赤れんがの中に入ったのは今回が初めてだった。その売店「赤れんがストア」の商品にビックリ。

まず、「北方領土グッズ」。文房具(メモ帳、消しゴム、鉛筆)、タオル、バッグ、Tシャツ、時計などが揃っている。この品揃え、北海道ならではと思い、夫(ロシア人)へのお土産に北方領土時計を買いました。使ってくれるかな?

それから、「開拓者精神の発信グッズ」。
まず、“Boys, be ambitious!”のクラーク博士。これは昔から札幌のシンボルのようなものだったからわかる。でも、新渡戸稲造の『武士道』グッズに「???」 新渡戸が札幌農学校出身だからだそうで。北方領土グッズに、『武士道』グッズが並ぶ棚。刺激的でした。

北方領土の展示コーナーも充実。そこにやってきた韓国人団体客。ガイドの男性が熱心に説明していたけれど、竹島問題があるだけに、どのように説明しているのか気になった。

ともあれ、ああ北海道だな〜と感じる場所だった。

函館に帰る電車の中、携帯に仕事の打診の電話。グッドタイミング。たっぷり遊んだ後は、しっかり働きます、はい。

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記事を書いた人

さるるん@ロシア

米系銀行勤務後、米国留学中にロシア人の夫と結婚。一児の母。我が子には日露バイリンガルになってほしいというのが夫婦の願い。そのために日本とロシアを数年おきに行き来することに。現在、ロシア在住、金融・ビジネス分野を中心としたフリーランス翻訳者(英語)。

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