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Connections for love and friendship

みなみ

通訳・翻訳者リレーブログ

 先日、なんとなく新聞をぼーっとめくっていると、「Connections for love and friendship」と題したページがありました。出会いを求める人のメッセージが紙面ぎっしりと掲載されています
 日本の新聞には存在しないコーナーですが、決していかがわしいものではありません。出会いを求める人が自分をPRする広告を載せ(これは無料)、興味がある人が伝言メッセージで連絡を取る(これは有料)というものです。
 これまで目を通したことがなかったのですが、なんとはなしに一人ひとりのコメントを読んでいたら、なかなか興味深いものがありました。
 まずカテゴリーとしては、当然ながら、Women seeking MenとMen seeking Womenがあります。そしてさらに、Women seeking WomenとMen seeking MenがあるのがNZらしいという感じです。
 ちなみにニュージーランドでは、Civil Unionという法律によって、同性同士のカップルでも、法的に正式なものとして認められています。
 さらに読んでいて、NZらしいなあと思ったのは、たいていのコメントに希望人種、または自分の人種が明記してあること。Kiwi、European、Maori、Asian、Indian・・・。Japanese男性もいました! あと、目の色、髪の色の表記も多かったです。 
 さらに、宗教も人によっては重要なポイントです。特にイスラム教徒であることを明記している人も多かったです。
 それぞれの人が限られた文字数で自分をアピールするわけですが、文字数の節約のため、略語が多用されています。たとえば、ATTR=attractive、GSOH=good sense of humour、ARA=all replies answered、VTLR=view to long-term relationshipなどなど。
 趣味で多かったのは、映画、BBQ(バーベキュー)、ガーデニング、ビーチなど。
 でも、このコーナーで最も感銘を受けたのは、それぞれの人の年齢です。30代、40代が多いだろうと思っていたのですが、50代、60代も結構たくさんいました。さらに、70代もちらほら。
 人生、ずっと現役!

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記事を書いた人

みなみ

英日をメインとする翻訳者。2001年からニュージーランドで生活。家族は、夫(会社員)、娘(小学生)、ウサギ(ロップイヤー)。

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