ENGLISH LEARNING

「飲みに行く」に”go drinking”はNG!

ハイキャリア編集部

通訳者は聞いた!現場で飛び交うNG英語

○月○日、営業部のEさんはクライアントとの大きな商談がまとまった後、同僚達とお祝いの席を設けるために、「飲み会」を提案しました。
しかしその時、通訳者AはNG英語を聞いてしまったのです。

◆NG文◆ ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+
Let’s go drinking tonight!
(今夜、飲みにいきましょう!)
+‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+

「go -ing」で「~しに行く」という表現ですが、「go fishing」「go swimming」「go hiking」のように「長時間行う主となる目的」を表すときに使います。
ですので「go drinking」というと「長時間ずっとお酒をがぶ飲みする」や「いくつものお店を飲み歩く」というニュアンスになってしまいます。

◆オススメ英語◆‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+
Why don’t we go out for a few drinks tonight?
(今夜飲みにいくのはどうでしょう。)
+‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+

≪ポイント解説≫
「飲みに行く」を表すには以下のような表現があります。a drinkやa few drinksと言って「1~2杯」ということを明確にしましょう。
また「Let’s」もあまりビジネスシーンには向かない表現でしたね。

■have/grab/get a drink
■have/grab/get a few drinks
例:
Would you like to have a drink later?
(後で飲みにいきませんか。)

■go out for a drink
■go out for a few drinks
例:
I’m going out for a few drinks with my co-workers tonight.
(今夜は同僚と飲みに行く予定です。)

 

ちなみに「お酒が好き」や「飲み会」は何と言うでしょうか。

■お酒が好きです。
✖ I love drinking.
〇 I love beer. / I enjoy a glass of beer after work.
※「ただずっと飲んでいるのが好き」ということではなく、「どんなお酒を嗜むか」を伝えるべきですね。

■飲み会
✖We had a drinking party last night.
〇We had a get-together / work party last night.
※こちらもdrinking partyというとオクトーバーフェストのようなただひたすらお酒をがぶ飲みしているイメージがあります。

 

★編集部からのお知らせ★
これまで1700社以上のグローバル企業に、通訳・翻訳・英語教育といった語学サービスを提供してきた経験から、通訳メソッドを活用した効果を実感いただける英語プログラム『One Month Program』をご提供しています。
無料カウンセリング実施中です。

Written by

記事を書いた人

ハイキャリア編集部

テンナイン・コミュニケーション編集部です。
通訳、翻訳、英語教育に関する記事を幅広く発信していきます。

END