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コスパ、ブラッシュアップなど「ビジネス和製英語」はこう訳す

ハイキャリア編集部

あなたはどう訳す?通訳者も悩む日本語表現

みなさん、こんにちは!今週の日本語表現のテーマは、「ビジネス和製英語」です。

サラリーマンやノルマなど、普段何気なく使っているカタカナ英語が実は和製英語だった、ということがよくあります。(ちなみにサラリーマンはoffice worker、ノルマはquotaです。)

今回は、ビジネスの場でよく耳にする和製英語の英訳3例をご紹介します。

(1) 「彼は先月入社したフレッシュマンだ。」
He is a new employee who joined our company last month.
● フレッシュマン(新人)= a new employee
freshmanとそのまま言ってしまうと、英語では「高校/大学1年生」という意味になってしまうので注意しましょう!ちなみに、「入社」もenter a companyではなく、join a companyです。

(2) 「営業資料をブラッシュアップする必要があると思います。」
I think we need to refine the sales materials.
● ブラッシュアップ = refine
brush upは「(錆びついたもの、忘れかけたスキルなど)を磨く」という意味になります。
日本語の「ブラッシュアップ=~を洗練する、向上させる」というニュアンスの場合はrefineを使います。

(3) 「消費者はコストパフォーマンスの良い商品を購入したい。」
Consumers want to purchase products that are a good value.
● コストパフォーマンスが良い = good value
「安い値段で良いものを手に入れる」というニュアンスを言いたいとき、英語ではgood valueやgood dealといいます。英語でcost performanceやcost effectiveというと、経済や工学分野における高度な専門用語がイメージされてしまいます。

 

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テンナイン・コミュニケーション編集部です。
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